前回までのあらすじ
ハーゴンとシドーを倒したモガマルたち!
早速ローレシアの城に戻り、王様から褒められるモガマル。
いよいよ旅の終わりが見えてきた……。
前回
第百八話 とうとうこの世界での冒険も終わりだぞ!
世界を救った勇者として、これはもう王様にものすごいご褒美がもらえるに違いない!と思ったけど、よく考えたらモガマルは王様の息子なんだし、ものすごくお金がもらえるとかはないよなぁ……。
ありがとう王様!ロトの血を引くというか、もはやモガマルそのものがロトなんだけどな!
さあて、このまま王子としての変わらない日常を送ったりするのかね、やっぱり。
なななななななんだって!
王位を譲ってくれるのか!じゃあこれからはモガマルがローレシアの王になるんだな!
この展開は前にもあったけど、あのときはラダトームの王家の血筋じゃなかったから断らなきゃいけなかったんだよな。でも今モガマルはローレシア王の正式な後継ぎ!つまりはこの申し出を喜んで受け入れてOKってことだ!
そうだよな、な!これでOKしたあとルビス様からお仕置きされたらたまったもんじゃないからな!大丈夫だよな!
大丈夫そうだな!よし、これからはモガマルが王様だ!王子と姫よりも一歩先に進んだぞ!敬え敬え、新しいローレシアの王を!
そうだな!サマルトリアの王子はいずれサマルトリアの王になるんだろうし、ムーンブルクの王女はムーンブルクの……いやムーンブルクは今はもうないのか。復興に向けて色々と姫一人では忙しくなるだろうし……よし、ここはオレ様が全面的にバックアップしてやろう!なんていったってオレはモガマルの右腕的存在だからな!
姫、二人でムーンブルクを復興していこうぜ!
ここまでの道のりは長かった!冒険王モガマルは、勇者モガマルとなり、長い長い旅路を経てとうとうモガマル王になったのだ!
ここまで肩書をめちゃくちゃにかぶせてきたモモンガ族もいないだろうな!
アトラクションとはいえ、これは自慢できることだぞ。
新しい王様ばんざーい!モガマル王ばんざーい!
これからは、王様として悠々自適の生活が待っているぜ!楽しい楽しいローレシアライフを満喫しようぜ~!
三度も世界を救ったモガマル!さすがにもう世界が脅威にさらされることはないだろうな!
ありがとうモガマル!サンキューモガマル!
え?
なに?
まだ続くの?
ルビス様、ここで終わってもいいんじゃないですか?
次回予告
世界を救い王にまでなったモガマル。
そして気づけば、いつもの世界に戻ってきていた。
次回、「ブルリア星に帰ってきたぞ!」!
モガいてばかりじゃ、冒険王にはなれないぜ!
(文・やなぎアキ)
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