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【ダイの大冒険】ダイ大第三十八話感想!ポップの故郷登場だーー!

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前回、ちゃんと9時半に起きると言ったのに今回起きたのは11時でした。

しかたないです、前夜は危うく4時になるぞという時間まで起きていたので仕方ないです。というかなんでそんなに夜更かし、下手したら夜明かしになるところまで起きてしまったのか、不思議です。

これからもっと頑張っていきたいです。

 

ということで今回は「世界会議(サミット)」!こういった作品で世界会議という字面を見るとレヴェリーだと思ってしまうのですが、まさかダイ大がすでに世界会議(サミット)をやっていたとは。さすがダイ大。ちなみにワンピースは1コマの情報量が多すぎて読むのがつかれてしまい、和の国の途中で止まってしまっています。

 

各話感想はこちら

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

帰ろうパプニカへ!

レオナは魔王軍との戦いに備え、世界中の王たちが集まって世界会議を行おうと計画していたようです。今まで協力関係ではなかった世界の国々が、魔王という強大な敵を前に手を組もう!ということです。レオナは若いのによく頑張っていますね。そしてレオナのような若き主導者の声に応じてくれる国々がいるということは、レオナの考えに賛同しているだけではなく、レオナの実力を認めているからでしょう。さすがです。

ダイたちは、会議に行けば伝説の武器について何か情報を得られるかもしれないということで参加することになりました。

大会の参加者たちと熱く握手を交わし、もっと強くなる決意をする面々。

 

そこにふてくされるネズミ一匹。自分も活躍したのに誰もリスペクトしてくれない!とチウは怒っています。そこに拳をくらわせる謎のおばけくん!いいえ、ブロキーナ老師!やっぱり老師だったんだ!

弟子たちが大会に参加するということで、気になって気になって仕方がなかった老師はこっそり参加していたのですね。ドラゴンボールで悟空達が出場した天下一武闘会に、こっそり参加していた亀仙人を思い出します。

今回の戦いの中で、かっこつけることをやめたチウ。そんな彼の成長を認めた老師。

「名声は後からやってくる、最初から求めてはいけない」というありがたい言葉をチウにかける老師。たしかに、最初から有名になりたい一心ではいけないのかもしれないですね。でもかの絵描きゴッホみたいなのはさすがに可哀そうですけど。

そう言われてもまだダイたちにえらそうな態度をとってしまうチウ。そんな彼の姿を見て、人間だとか魔物だとか悩んでいたダイは気持ちが軽くなったようです。やはり、魔物だからって人間と仲良くできないなんてことはないですし、人間じゃなくても弱い心おごり高ぶる心は持っているものなんですよね。

 

こうしてチウを仲間に加え、ダイたちはパプニカに帰っていくのでした。

 

 

場面変わって魔王軍。何やら企んでいるザボエラのもとにミストバーンがやってきます。そこにはコポコポとした装置に入れられたハドラーがいました。ザボエラによって超魔生物へと改造されている最中です。サイヤ人だ。

ハドラーから世界会議について聞かされたミストバーンは、世界会議をぶっつぶすことになります。また、変身すると呪文が使えなくなってしまうという超魔生物の弱点をハドラーは克服していました。それは、変身するのではなく自身そのものを超魔生物へとすること!ハドラーは、己の肉体を捨てることにしたのです!それはすなわち不死身でなくなるということ!……そうなんだ?今の肉体だから不死身なのであって、超魔生物というレベルアップを経ると、不死身という部分ではグレードダウンしちゃうんだ?一長一短すぎる。まぁ不死身だとしてもこれ以上負けをかさむといよいよバーンに殺されちゃうので、不死身だろうが不死身じゃなかろうが意味ないですもんね。

こうしてミストバーンは世界会議に向かうのでした!

 

テランの王様、そしてメルル再び!

一方パプニカに帰ってきたダイたち。マァムとの再会を喜ぶクロコダイン。マァムも久々の再会に嬉しそうです。冗談なんか飛ばしあっちゃってかわいい。というか、この二人そんなに仲良かったのか。まぁありますよね、学生時代はそんなに仲良くなかったけど、卒業後久しぶりに会ったら妙に仲良くなる現象。あれですね。

クロコダインもマァムの男友達だと知ったチウは、彼女はけっこう趣味が悪いんだな……と引き気味です。いや、いやいやいや、クロコダインはかっこいいから!!!あと、彼氏とかならまだしも、あくまで友達なんだから別にいいだろ!というかクロコダインはかっこいいから!!!

 

そして、パプニカではまさに世界会議が開かれようとしていました。

それはつまり、ミストバーンもまた攻撃をしかけようとしているということです。バーンの鍵、つまりは鬼岩城を動かそうというわけです!

 

マァムはレオナとも久々の再会を果たします。今まで、マァムがいるときはレオナがいないし、レオナと再会できたと思ったらマァムはいなくなるしで、画面上に女の子が二人いることがあまりなかったので(マリンとかは女性なのでちょっと違う)、すごく新鮮です。お、女の子が二人もぉ!!!!(動揺)

これでマァムが会っていないのはヒュンケルだけになりましたね。これは、劇的な再会が予想されてしまい、今からワクワクです。

 

ダイが各国からきている要人の中に伝説の武器に詳しい人はいないか聞くと、テランの王様なら知っているのではないかと教えられます。知り合い~~~。テランの王様は知り合い~~。てっきりここでまた新規の国の方とお近づきになるのかと思ったぜ。

テランの王様の話によれば、覇者の剣よりも強い武器はこの世にはないそうです。なんでも覇者の剣に使われているオリハルコンは神がわずかな量だけ人間に与えた鉱物。珍しいどころの話ではないのです。そして、バランが持っていた真魔剛竜剣はまさしく神が作った武器、本来は人間の世界にあるものではないのです。

他に剣はないのか、というダイにテランの王様はメルルを呼びます。き、来ていたのかメルル。ポップの役に立てるということでウッキウキのメルル。そんな!よこしまな気持ちで!占うとは!なんたることか!でも彼女の腕前は確かですので!まぁいいでしょう!

彼女の占いによって、剣の手がかりはランカークス村にあることがわかります。

 

そこはなんと……ポップの故郷!!

 

そういえばポップの故郷って気にしたことありませんでした。よく考えてみたらポップだけまだ故郷出てきていないんでしたね。彼はアバン先生の弟子になるために家出をしてきた身、帰るのが気まずいようです。が、そうもいっていられないのでルーラでみんなを連れて帰郷することになります。それにはメルルも付いてきます。メルルは自身の恋のライバルであるマァムに複雑な思いを抱きます。マァムが優しくて温かい女性だからこそ、自信がなくなってくるのでしょう。くそぉこの恋路どうなるんだ!私はポップのマァムへの想いをよくわかっているし、マァムのことが好きなのでそっちを応援したい!でもなんか!この感じ!将来的に、ずっと献身的になってくれたメルルの想いに気づいたポップが、そこで自分の気持ちを自覚するみたいな展開にもなりそうで!めちゃくちゃ歯がゆい!でもごめん!私メルルはそんなにタイプじゃないだ!葛藤!圧倒的葛藤!

 

ポップの故郷にまさかのあの人!

久しぶりに帰ってきたポップは、村の変わらなさにうんざりした様子を見せながらもどこか懐かしさを表情に出します。わかります。変わらない退屈な故郷に嫌気がさしながらも、変わらないことに安心する気持ち。なのでたまに、「え?ここ駐車場だったっけ?あの店なくなったの?」とかがあると無償に寂しくなります。

ポップの生家である武器屋まで行くと、ポップは父親と顔を合わせたくなさそうにしています。しかし、母親の顔を見た瞬間、目を潤ませ思わず声をかけるのです。母もポップが帰ってきたことに喜び、二人は抱き合います。ダイがあまりにも少年なので忘れがちですけど、ポップだってまだまだ子供なんですよね。自分から家出したとはいえ、母親を置いてきてしまった負い目はあったのでしょう。最近の彼の活躍は目覚ましかっただけに、年相応の幼さを見せてくれるポップにどこか安心を覚えました。

 

そこに現れる親父!!

親父は容赦しない!家出した息子に制裁を加える!!

めちゃくちゃ武闘派じゃん、なんでポップは魔法使いなんだ。

なんだか、大工になりたくなくて家出したハッサンみたいですね。

あとすいません、めちゃくちゃ今更なんですけど、オープニングのポップとアバン先生のシーンてもしかして出会いを描いてます?そうですよね?武器屋の手伝いをイヤイヤするポップと、その武器屋を訪れたアバン先生ですよね?カウンターに親父いるし。なんで今まで気づかなかったんだろーー!!!!アホかーーーー!!でも気づけたのでヨシ。

 

ということで、ポップの親父に伝説の剣について聞いてみることに。すると、最近知り合った男のところにならあるかもしれない、と言います。その男はロン・ベルク、魔族です。そう、あの鎧の魔剣や鎧の魔槍を作った魔界最高の名工です。

早速彼の元を訪ねるダイたち。

しかしロンはすぐさまダイの依頼を断ります。もう武器は作らないというのです。……見た目めちゃくちゃ若いな。なんとなく武器職人というのは老人なイメージだったので意外です。魔族なので実年齢は当然とんでもないのでしょうけど。

彼が武器を作る理由、それは自分の作った武器がどれだけの威力を発揮するか、それを知りたいからなのです。しかし、どれだけ強力な武器であっても、使い手がなっていなければ威力を発揮することはできないのだと、嘆きます。

ダイは失望しながら、彼が打ったそれなりの剣を持ち竜の紋章の力を込めます。たちまちひび割れる剣。そして、鎧の魔剣ですら自分の力をもってしたら一撃しか耐えられなかったことを告げます。彼の最高傑作である鎧の魔剣、それも耐えられなかったのです。真魔剛竜剣よりも強い武器を作ってほしいと懇願するダイ。その武器の名を口にしたとき、ロンは急に大声でダイに駆け寄ります。自分の剣と、神が作った剣、それが戦った結果はどうなったのかと詰め寄ります。相手の剣を折ることはできたが、こっちは剣が消滅してしまった、だから負けかも……と目をそらしながら答えるダイに対し、ロンは嬉しそうに高笑いをします。魔剣が真魔剛竜剣を折った。地上最強の究極の武器を、自分が作った強度的にも劣る剣が折った……ロンにとってそれは、自身の作った武器の実力を示すこの上ない話です。そしてその魔剣を使ったダイを認めます。

持ち主がダイであれば、真魔剛竜剣を上回る地上最強の剣ができると確信します。

 

ただし、真魔剛竜剣と同じ、オリハルコンでなければいけません。神が人間にわずかに与えた、地上最強の鉱物です。

そんなもの、簡単には見つか……る~~~~~~。

実家に、覇者の剣と同じオリハルコンでできた、覇者の冠ある~~~~~。そう、それは第一話でダイがロモス王からもらったかぶと!お前がかぶるには値しないと、ブラスじーちゃんに隠されたかぶと!

 

早速ダイとポップはデルムリン島へ飛びます。

 

久しぶりの故郷じゃないですかぁ!

これまた久しぶりのブラスじーちゃんの登場。これは成長したダイの姿を見せるチャンス!

 

と思いきや、いきなり帰ってきて覇者の冠をめちゃくちゃに探すダイとポップ。晩御飯の支度をしながら二人を茫然と見つめるブラスじーちゃん。さっさと目当てのものを見つけ出し、ルーラで帰っていくダイとポップ。あとに残されたブラスじーちゃんにとって一番の問題は、彼らが冠を探した後片付けをしていかなかったこと。

平和。

ルーラでいつでも帰れるというのもあるかもしれませんが、クロコダインとの死闘を繰り広げてから今までずっと顔を合せなかった二人なのに。しかしそれがまた良いですね。怒涛のように帰ってきてはまた去っていったダイの元気な姿を見て、心配する必要なんて微塵もないことをブラスじーちゃんは感じたのでしょう。勇者ダイとしてではなく、今まで自分が育ててきたダイとして接することが彼にとっては正解だったのです。

また行ってしまうダイに、怒号を飛ばすブラスじーちゃんに、不覚にもウルっと来てしまいました。

 

 

 

さぁ、次回からはまた戦いが始まります。勇者に休息はない!

 

(文・やなぎアキ)

 

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