前回までのあらすじ
ラーの鏡を手に入れて、ようやくムーンブルクの王女と会うことができた!
これでロトの子孫3人そろい踏み!
ハーゴンを倒しに行こう!
前回
第八十九話 これでロトの子孫が全員そろったぞ!
まさか王女が姫だったなんて驚いたぜ。
それもこれもハーゴンの呪いか。ここまで呪いに長けている敵は今までいなかったな、よりいっそう気を引き締めて冒険をしていかないといけないな!
もちろんそのつもりだぜ!
「ともに戦いましょう!」って言い方、めちゃくちゃいいな?FF2の「ばくはしましょう!」となんだか通じるものがある。いや通じねぇわ。全然違うわ。
まぁとにかく!ロトの子孫として、ともに戦おう!
うんうん、モガマルもこう言っているしな!
サマルトリアの王子もムーンブルクの王女も、見つけ出すのに随分と苦労したなぁ。これでようやくそろったんだ。
ここまでめちゃくちゃ長かった……。
よし!あとはハーゴンを倒すだけだ!
さぁちゃっちゃとハーゴンを倒しに行こうぜ!
でも、ハーゴンってどこにいるんだ?
おっ、王女知っているのかい?博識だねぇ。だから犬に変えられていたんだろうか。
サマルトリアの王子はサマルトリアの王子で、デルコンダルには人が多いからって行先を提案してきたしなぁ。結果ここで王女に会えたし。
今のところ何の貢献もしていないのは……もしやモガマル?!
いや、モガマルはその圧倒的武力で圧倒的に貢献している!だからいいんだ!力こそすべて!
ロンダルキアの洞窟?なるほどな、そこに行けばいいのか!
じゃあ早速行ってちゃっちゃと抜けちゃおうぜ!モガマルの強さがあれば楽勝楽勝!
おおん?洞窟を恐れていて冒険王を名乗れるかい!モガマルの力をなめるな!モガマルはこれまで、ゾーマを倒し竜王を倒し、常にロトの称号を手に入れてきた男だぞ!
洞窟に行ったって平気さ!
なんだこいつ!「したがって」とか「べき」とか、ちょっと知的な感じで会話しやがって!くそ~、知的だ。聞いていると、王女の方が正論のような気がしてくる!
でも大丈夫だ!モガマルの力があれば、今すぐにでもそのロンダルキアの洞窟を抜けてハーゴンを一刀両断できるはずだ!
慎重が過ぎて、ハーゴンの勢力が増してしまったら意味がないだろう!
さぁ、モガマル、さっさと行こうぜ!
もちろん言われたとおりにするぞ!!モガマルがそういうなら、王女の判断は間違いないってことだ!
さすが王女、慎重にことを進めても損はないもんな!準備をしっかり整えよう!
よーし、ベラヌールの町に行くぜ!
次回予告
ベラヌールの町についたモガマル一行だったが、到着早々変な神父にからまれてしまう。
どうやら仲間の一人に用があるみたいだが……?
次回、「死相が出ているらしいぞ!」!
モガいてばかりじゃ、冒険王にはなれないぜ!
(文・やなぎアキ)
次回
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