ホイミスライム。
ふよふよとかわいい、ドラクエ界でも屈指の人気を誇るモンスターです。
今回はそんな愛すべきホイミスライムが、ドラクエタクトのメインストーリーで登場したので、ご紹介していきましょう。
ホイミスライム登場の前に補足説明させていただくと、私は完全なるドラクエタクト初心者。ようやくチュートリアルをクリアし、ガチャを回してみたりしているところです。
3000ジェムもくれる気前の良さ。
運営さま、ありがとう。
このシナリオも、序盤も序盤です。
まだ半分チュートリアル感が抜けきっていない時期。だからこその、ホイミスライム登場です。
それでは早速、シナリオの方に戻りましょう。
疲れて道を歩いていた私たちの前に、1匹のホイミスライムが現れます。
ホイミスライム「やあやあ お困りかな? ボクのホイミはいるかい?」
……優しい!
優しいです!
なんの縁もない、ただの通りすがりの冒険者たちに「ホイミはいるかい?」ですよ。
ホイミってMP消費しますからね、それなりの労力ですよ。
それを見ず知らずの我々にやってあげようか、と……。
困った人を助けたいという、ホイミスライムの本能なのでしょうか?
だとしても、本当に優しい……!
モナン「た…助かったの〜! ホイミ! ホイミちょうだい! 回復してほしいの〜〜!」
普通に受け入れるモナン。
山登り中でポカリスエット欲しがる中高年のテンションです。
ホイミスライム「はい ホイミ!」
や、やはり無償か!
一瞬でも(もしやホイミするする詐欺か……?)とか思ってごめんなさい!
まさかなんの駆け引きもなくそのままホイミしてくれるとは……
モナン「はぁ〜…癒されるの…」
当たり前に回復するモナン。
どうでもいいですけど、ハートマークの形が可愛いです。こういうシナリオ上の感情を示すための図形って形式張ってるものが多い中で、こだわりを感じる非線対称。
スラクト「そういえば ぼくたち 回復とかって まだ あんまり考えてないよね」
おいおいおいスラクトさん!
タダで回復しておいてもらいながら、もしやあなた……
スラクト「きみみたいに 回復してくれるなかまがいたら 心強いんだけどなぁ…」
策士スラクトさん、まさかの勧誘。
しかも何故か、遠回しな勧誘です。
登山道の入り口で水を配っているボランティアの方に「道中もついてきてくれんか?」と誘うような強引さ。
ホイミスライムさんに、この遠回しな勧誘が伝わるのでしょうか?
汲み取ってくれるのでしょうか?
ホイミスライム「ボクをなかまに?うーん どうしようかな」
汲み取ってくれました。
いやー、優しい・気が効く・察してくれる、なんて素晴らしいホイミスライムでしょうか。
あと、クエスチョンマークも若干可愛いです。
ホイミスライム「よし! ボクとたたかって キミたちが勝ったら なかまに なってあげるよ!」
……それはなんか違くない?
最後はコブシで決めるんですか。
見ず知らずの人を回復させる優しさと、己の主人は自らの拳で推し量ろうという気骨が同居している……!?
花の慶次のキャラに出てきそうな精神性の持ち主です。
でもなぁ、挑まれてすぐに戦うっていうのも……
こちらは今さっきモナンがホイミをしてもらったというご恩がありますし……
恩人に刃を向けるというのも……
いや、我々は良くてもね、直接ホイミしてもらったモナンがどう思うかな……
モナン「望むところなの! ゼッタイ勝つの〜♪」
やはり所詮はモンスター。
結局のところは暴力・武力による解決がお好みなのでしょうか。
少し……少し、残念ですね。いや、残念と思ってしまう方がおかしいのでしょう。1人だけ違和感を覚えているのですから……。
そうこういってるうちに、早くもホイミスライムさんが戦闘モードに。
ホイミスライムさん、やる気満々です。
さっきモナンにホイミをかけたときに消費したMPは大丈夫なのでしょうか。
出来ることなら回復してやりたい。
オラはフェアな勝負がしてぇんだ……。
ちっきしょう、仙豆がもっとあればなぁ……!
でもまぁ、ホイミスライムさんが納得しているので、こちらも戦う準備をしなくてはなりませんね。
ところで、上述した通り、私はチュートリアル完走済みです。チュートリアルボーナス、ログインボーナスも受領済みです。
さて、こちらのメンバーは……
凶悪。
こりゃあ「望むところなの! ゼッタイ勝つの〜♪」ですよ。
10連ガチャ何回か回してますもん。
ホイミスライム(いや、なんでだよ……。モナンとかスラクトとかは出てこないのかよ……)
しぼんだホイミスライム(ズルいよ……)
ホイミスライムは ようすを うかがっている
にじくじゃくは メラミを となえた!
ホイミスライム「わぁ〜! まいった まいった! キミたち 強いね!」
……そりゃそうです。
表情が、ちょっと引いてませんか?
ガチるなよ、みたいな。
ホイミスライム「約束だ。キミたちのなかまになるよ!」
いや、優しいですね!
こんな不当な約束を反故にしないなんて!
なんて義理堅いホイミスライムなんでしょう!
モナン「やった〜なの〜! またなかまが増えて うれしいの〜!」
ちなみにこのあとホイミスライムがスタメンとして使われることはありませんでした。
(文・OGTキシン)
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