どうも、久しぶりに9時半前に起きてリアルタイム視聴できました、ありがとうございます。
やっぱり週末もちゃんと早く起きたほうがいいんですよ。
ありがとうダイの大冒険!
ということで16話の感想いってみましょう!
大魔道士マトリフ!
各話感想はこちら
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト
アバン先生のかつての仲間、マトリフ!
前回命からがらフレイザードから逃げ切ったダイたち、そのとき助けてくれたのが、なんとマトリフでした。
マァムはマトリフと幼い頃に会っており、おむつを替えてもらったこともあるようです。そんなマァムの成長っぷりを喜ぶマトリフ。どこの成長っぷりを喜んでいたかはご想像にお任せしますが、こういうノリはドラクエっぽくて好きです。ドラクエっぽいというか、鳥山明先生の作品っぽさがあります。でもここもまた、漫画と表現が変わっているようですね、時代。
このマトリフ、なんとアバン先生のかつての仲間!そう、世界を救った勇者アバンの仲間なのです!
帽子がでかくて怪しいおじいさんにしか見えないのですが、アバン先生の仲間とあらばその実力はたしかなものでしょう。そして大魔道士は大体ああいう陰気臭いところに隠居しがち。
ということで早速協力を仰ぎます。
が、まぁ断られます。こんな見た目なので、そりゃ断られるでしょうという感じが強いです。
どうやら王家のあれやこれやに巻き込まれるのにもう疲れた模様。戦っているときはみんなへこへこしてくれるのに、平和になったとたん手のひら返しをしてくる人間たちに嫌気がさしたようです。う~ん、こういった問題は尽きないですなぁ。
ここでようやくダイが目を覚まします。
自分のことばかり考えている人ばかりじゃない、とマトリフに協力をお願いします。そのまっすぐな眼差しにかつてのアバンを見るマトリフ。こんな偏屈な人間ですが、アバン先生のまっすぐな人柄は買っていたんでしょう、多分。
アバン先生が死んでしまったことを告げるダイ。先生の意思を継ぎ魔王を倒したいというダイ。そのためにも力を貸してほしい!
そんなダイにマトリフは押されたようです。
魔王軍の不穏な動き?
さすがマトリフ、フレイザードの禁呪法について知っているようです。あまりにも汚い技だということで使用を禁じられているらしいです。魔法使いの間では外道として扱われるらしいです。そんなに汚い?マホトーンでしょ?マホトーンそんなに汚い?と思いますが、それだけ戦いにおいて魔法は重要視されている世界なのでしょう。私は脳筋なので問題ないです。
術を破るためには炎と氷の塔それぞれをド派手に爆発させることが必要であるとマトリフは言います。派手派手だぁ。ということでバダックさんが爆弾を作ることに。バダックさん、くさりかたびらも直していたし、意外と器用なんですね。
そしてマトリフが目をつけたのがポップ。
まさかアバンの弟子じゃねぇよな?と怪しむマトリフ。しかしマァムは、彼もアバンの弟子であり、魔法使いであることを告げます。
すると、マトリフは
あんな弱そうな魔法使い初めて見るぜ
と言います。
俺が何とかしてやらんとあいつ死ぬぞ、ということでマトリフがポップの特訓をすることに。
ポップはクロコダイン戦やヒュンケル戦でちゃんと強くなってきましたし、調子に乗る時もあるけど勇気があって自分の意思で戦えるようになったのに……。今回のフレイザード戦だって、逃げたことを悔しいと思えるようになったんですよ!
と、ちょっともやもやしていると場面変わって魔王軍のハドラーとザボエラ、そしてバランが出てきます。
フレイザードの術を破るために、塔を破壊するときダイたちの戦力は分断されるでしょう、そのときに総攻撃をしかけるということです。
でも総攻撃をかけるって、すでに二つの団がつぶされていますけど、大丈夫ですか。
そしてここで衝撃の事実。
なんとフレイザードは、ハドラーが伝説の禁呪法により生み出した存在なんだそうです。
え?まじ?つまりハドラーはフレイザードのお父ちゃんなんですか?てかフレイザードってそういう存在なんですか?だからあんなに生き物に対して冷たいんですか?納得だ。納得の設定だ。
さて、ここで超竜軍団のバランが、ようやく出番だぁということで意気揚々と行こうとします。
が、ハドラーがそれを止めます。ミストバーンが攻め込んでいる国が手ごわいので、そっちに加勢に行ってほしいようです。
いやいやいや、総攻撃をしかけるって言ってましたやん。
と思わず突っ込むと、バランも同じようなことを言って怒りだします。ほんとにね、だってここでバランが行かなくてミストバーンも行かなくてってなったら、それはもうザボエラの軍団しか行かないじゃないですか。総攻撃、とは?
しかしハドラーはどうしてもバランをフレイザードの元へやりたくないよう。いえ、正確にはバランをダイに会わせたくないようなのです。
バランは結局ミストバーンのもとに向かいます。
バランとは一体?
これ実はバランについてだけネタバレ食らっちゃったんで知ってるんですけど、これ以上は触れないでおきます。むしろこれだけ昔の作品なのに大してネタバレをくらっていないのが奇跡なので、仕方ないでしょう。
マトリフの特訓!
さぁマトリフの特訓が始まります。
まずはルーラでマァムの故郷、ネイルの村に行きます。ゲームだとルーラは当たり前の呪文で、昔行った町に頻繁に戻ったりもしますが、こういう物語の中だと一度訪ねたところには早々戻って来たりしないのでなんだか新鮮です。感動的な別れをしたりするので、簡単に帰ってこれたらなんか薄れますもんね。
さぁ、マトリフとマァムのお母さんが久しぶりの再会です。でもあっさりしてます。そんなものなのか……。
話もそこそこにマトリフはポップを連れていきます。
さぁマトリフの地獄のスペシャルハードコースが始まります。基礎体力作りも欠かしません。魔法使いだって体力は必要ですもんねぇ。ポップこういうの疎かにしてそうだ問なぁ。
さらには足に石をくくりつけられて川に沈められます。いや死んじゃうがな!しかしポップは魔法力を放出しなんとか川から脱出します。火事場のバカ力。
その後もポップの特訓は続きます。が、その厳しさに音を上げてしまうポップ。マトリフは今日はこの辺で勘弁してやろう、と帰ろうとします。が、なんとポップに自分のルーラで帰ってこいと言います。
そんなことできない!とポップは言いますが、さっき川から抜け出した要領でやればいいと教えます。無茶。パプニカは船や気球でようやくたどり着いた国です、川から抜け出すのとはわけが違います。
それに、ルーラなんて覚えたって戦いの役には立たないじゃないか、とポップは言います。
生意気抜かすな!
マトリフは怒ります。魔法使いの魔法は仲間を守るためのものだ、みんなの危機を払うのが魔法使いの役目だ、と。そして、もしポップがルーラを使えれば、炎上する気球から簡単に仲間を助けられたのだ、と教えます。
その言葉にはっとするポップ。
この程度の課題もクリアできないようでは足手まといも同然だ、と言いルーラで一人帰っていきます。
これはたしかにマトリフの言う通りです。ポップはたしかに勇気をもって果敢に戦うことを覚えましたが、魔法使いの本分とはそれだけではないはずです。いくつもある魔法を駆使して、仲間を守ることができるのは魔法使いだけです。ダイが安心して力をふるうためには、非常に重要なポジションになるのです。
それをわかっておらず、ただド派手に魔法を使って敵を倒す事しか考えていないことが見破られて、マトリフはポップのことを「弱い魔法使い」だと言ったのでしょう。
この気づきは大きいです。ポップはまた一つ、強い魔法使いになるための第一歩を踏み出せるはずです。
マトリフはポップのことを、追い詰められないと努力をしない甘ったれだと言いますが、何か光るものがあるからこそあそこまで言ってくれたのでしょう。素直じゃねぇぜ!
なんてことを言っていると、なんとフレイザードからメッセージが。
悠長にしているみたいだが、レオナ姫はこうしている間にも氷の中でどんどん生命力失われているぞ!明日の日没には死ぬだろう!と脅してきます。
早く戦いたくて仕方がないのでしょうが、でも正直に教えてくれて優しいなぁなどと思ってしまいました。
一刻の猶予もありません。今夜すぐにでもフレイザードの元に行くことになりました。
バダックさんが作った爆弾を持って、マトリフのボートに乗って行きます。しかしボートに乗れるのは4人だけ。ダイとマァム、バダックさんが乗ることが決まりましたが、あと一人はどうしよう、ともめていると……
なんとボロボロになったポップの姿が!
なんとポップはルーラを習得することができたのです!躍進!!
ちゃんと戻ってきたぜ
と言うポップにマトリフが、
よし、お前が4人目だ
とニヤッと笑います。ごっつかっこええ。音楽も相まってかっこええ。神。ありがとうございます。
ボートに乗って早速バルジの島へ。ポップは、もし生きて帰れたら修行の続きをしてほしいと頼みます。あんだけいびられて途中でやめたら逃げたみたいでかっこわりぃもんな、と。昔のポップだったらこんなこと言わなかったぜ!
そんなポップに、逃がしゃしねぇさ、とマトリフ。ここに新たな師弟関係が生まれました。
さぁ、マトリフの力を借りて、一気にバルジの島へ!まぁ勢いつきすぎて島に激突しちゃうんですけど。あとそのわちゃわちゃの間にダイがバギを使えるようになりました。笑う。
さぁ二本の塔を派手に破壊しましょう!
しかしザボエラの軍が待ち構えています、さらにはミストバーンの軍も。あ、ミストバーンは来るのか、バランだけこないのね。なるほど。
ということで、これまで以上に大きな戦いになりそうな予感です!
まーた感想が長くなってしまったので、もっとまとめられるようになります。
(文・やなぎアキ)
関連記事