シャッフルだ!シャッフルをするんだ!
文章を!書いた文章のキャラ名、モンスター名、アイテム名をシャッフルするんだ!
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ということでシャッフル前の文章はこちら。
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[A1:マルティナ]は、[A2:ロウ]がこっそり[C1:ムフフ本]を多数所持しているのを知っている。やっぱり男って、みんな「そういうの」が好きなのだろうか?
[A3:11勇者]はきっと違う、そうであって欲しい……でも、[A2:ロウ]と[A3:11勇者]は血が繋がっているから、もしかしたら趣味も似ているかも……
なんだかモヤモヤする。
[A1:マルティナ]にとって[A3:11勇者]は、兄弟みたいな存在だからだろうか、本当にこのモヤモヤは、それだけなのだろうか。
これはダメだろうと思い、[A4:グレイグ]に相談してみる。[C1:ムフフ本]を見ると、[A4:グレイグ]は顔を赤らめた。
「だ、ダメです!そんなもの……」
「顔が赤くなってる……。ねぇ、やっぱり男はみんなこういうのが好きなのかしら」
「……気になるんですか?」
「まぁ、ちょっとね。自分がピンとこないから、なのかも」
「なるほど。いらぬ世話かもしれませんが、世の中にはどうやら女性用の[C1:ムフフ本]もあるらしいです。もしかすると、それでみんなの気持ちもわかるかもしれません」
「じょ、女性用の[C1:ムフフ本]……」
「興味がおありでしょうか?」
「ない!ないわよ!まったくもう!」
相談する相手を間違えた。
そういえば、[A4:グレイグ]といえば、異変に気がつきもせずに[B1:ウルノーガ]を自分の主人だと尊敬していた鈍感な人間だ。[B1:ウルノーガ]と[A5:ホメロス]が悪意をもって国を操っているなかで、[B1:ウルノーガ]の事は尊敬してるは[A5:ホメロス]の事は大親友だと思うわでなかなか悲惨な時期を過ごしていたことになる。まぁ、結局は目が覚めたんだから、いいんだけど。
ほかに相談するにも[A6:セーニャ]と[A7:ベロニカ]は女の子だし、[A8:シルビア]もこういうのには興味なさそうだし……。
悩んでいると、[A9:カミュ]が心配そうに近づいてきた。
「おい、大丈夫か?疲れているのか?[C2:やくそう]ならたっぷりあるからな、いつでも[C2:やくそう]は使っていいと思うぞ!」
「違うのよ……。実はね」
事情を話すと、[A9:カミュ]はニヤリと笑った。
「まぁ、仮に、だ。もし[A3:11勇者]がそういうのに興味があったとして……[C3:バニースーツ]を身につけていた時のお前はすごいセクシーだったし、[C4:あぶない水着]を着ている時のお前は本当に色っぽかったぜ。むしろ歓迎してもいいんじゃないか?こういうのに興味があるのは」
「う、うるさい!」
本当、[A9:カミュ]はデリカシーのないヤツだ。また牢屋にぶち込んでやろうかしら?
心外な方面での慰めに憤慨しながらも、気がつけば[A1:マルティナ]の心のモヤモヤは晴れているのだった。
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(文提供:深々シン)
マルティナかわいい。どうでもいいが、やくそうを猛烈に推すカミュがツボだ。
簡単にシャッフルの概要を説明すると、
An → キャラクター名
Bn → モンスター名
Cn → アイテム名
となる。キャラクター名はナンバリングタイトルから、モンスター名とアイテム名は主にドラクエ11を参照。なおモンスターには歴代ボスも含む。
ではさっさとシャッフルしよう。
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11勇者は、ドルマゲスがこっそりステテコパンツを多数所持しているのを知っている。やっぱり男って、みんな「そういうの」が好きなのだろうか?
ヤンガスはきっと違う、そうであって欲しい……でも、ドルマゲスとヤンガスは血が繋がっているから、もしかしたら趣味も似ているかも……
なんだかモヤモヤする。
11勇者にとってヤンガスは、兄弟みたいな存在だからだろうか、本当にこのモヤモヤは、それだけなのだろうか。
これはダメだろうと思い、ブライに相談してみる。ステテコパンツを見ると、ブライは顔を赤らめた。
「だ、ダメです!そんなもの……」
「顔が赤くなってる……。ねぇ、やっぱり男はみんなこういうのが好きなのかしら」
「……気になるんですか?」
「まぁ、ちょっとね。自分がピンとこないから、なのかも」
「なるほど。いらぬ世話かもしれませんが、世の中にはどうやら女性用のステテコパンツもあるらしいです。もしかすると、それでみんなの気持ちもわかるかもしれません」
「じょ、女性用のステテコパンツ……」
「興味がおありでしょうか?」
「ない!ないわよ!まったくもう!」
相談する相手を間違えた。
そういえば、ブライといえば、異変に気がつきもせずにフロッガーを自分の主人だと尊敬していた鈍感な人間だ。フロッガーとホメロスが悪意をもって国を操っているなかで、フロッガーの事は尊敬してるはホメロスの事は大親友だと思うわでなかなか悲惨な時期を過ごしていたことになる。まぁ、結局は目が覚めたんだから、いいんだけど。
ほかに相談するにもシドーとミーティアは女の子だし、ルイーダもこういうのには興味なさそうだし……。
悩んでいると、アイラが心配そうに近づいてきた。
「おい、大丈夫か?疲れているのか?けんじゃの石ならたっぷりあるからな、いつでもけんじゃの石は使っていいと思うぞ!」
「違うのよ……。実はね」
事情を話すと、アイラはニヤリと笑った。
「まぁ、仮に、だ。もしヤンガスがそういうのに興味があったとして……メタルキングヘルムを身につけていた時のお前はすごいセクシーだったし、きんのロザリオを着ている時のお前は本当に色っぽかったぜ。むしろ歓迎してもいいんじゃないか?こういうのに興味があるのは」
「う、うるさい!」
本当、アイラはデリカシーのないヤツだ。また牢屋にぶち込んでやろうかしら?
心外な方面での慰めに憤慨しながらも、気がつけば11勇者の心のモヤモヤは晴れているのだった。
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ドルマゲスとヤンガスの血がつながっているとかいう新たなドラマもさることながら、11勇者の「ヤンガスはきっとステテコパンツを所持していないだろう」というあまりにも無慈悲な期待はなんなのだろう。むしろヤンガス=ステテコパンツみたいなところがあるだろう。
ブライがフロッガーのことをご主人だと思っているの、なんかいたたまれない気持ちになるし、多分ホメロスが大親友っていうのもブライの勘違い。
ではもう一回シャッフル。
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1勇者は、デスタムーアがこっそりせいどうの盾を多数所持しているのを知っている。やっぱり男って、みんな「そういうの」が好きなのだろうか?
オルゴ・デミーラはきっと違う、そうであって欲しい……でも、デスタムーアとオルゴ・デミーラは血が繋がっているから、もしかしたら趣味も似ているかも……
なんだかモヤモヤする。
1勇者にとってオルゴ・デミーラは、兄弟みたいな存在だからだろうか、本当にこのモヤモヤは、それだけなのだろうか。
これはダメだろうと思い、1勇者に相談してみる。せいどうの盾を見ると、1勇者は顔を赤らめた。
「だ、ダメです!そんなもの……」
「顔が赤くなってる……。ねぇ、やっぱり男はみんなこういうのが好きなのかしら」
「……気になるんですか?」
「まぁ、ちょっとね。自分がピンとこないから、なのかも」
「なるほど。いらぬ世話かもしれませんが、世の中にはどうやら女性用のせいどうの盾もあるらしいです。もしかすると、それでみんなの気持ちもわかるかもしれません」
「じょ、女性用のせいどうの盾……」
「興味がおありでしょうか?」
「ない!ないわよ!まったくもう!」
相談する相手を間違えた。
そういえば、1勇者といえば、異変に気がつきもせずにマルチェロを自分の主人だと尊敬していた鈍感な人間だ。マルチェロとミネアが悪意をもって国を操っているなかで、マルチェロの事は尊敬してるはミネアの事は大親友だと思うわでなかなか悲惨な時期を過ごしていたことになる。まぁ、結局は目が覚めたんだから、いいんだけど。
ほかに相談するにもルイーダとトルネコは女の子だし、ドルマゲスもこういうのには興味なさそうだし……。
悩んでいると、セーニャが心配そうに近づいてきた。
「おい、大丈夫か?疲れているのか?こおりのブーメランならたっぷりあるからな、いつでもこおりのブーメランは使っていいと思うぞ!」
「違うのよ……。実はね」
事情を話すと、セーニャはニヤリと笑った。
「まぁ、仮に、だ。もしオルゴ・デミーラがそういうのに興味があったとして……メタルキングのやりを身につけていた時のお前はすごいセクシーだったし、フラワースティックを着ている時のお前は本当に色っぽかったぜ。むしろ歓迎してもいいんじゃないか?こういうのに興味があるのは」
「う、うるさい!」
本当、セーニャはデリカシーのないヤツだ。また牢屋にぶち込んでやろうかしら?
心外な方面での慰めに憤慨しながらも、気がつけば1勇者の心のモヤモヤは晴れているのだった。
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1勇者、自己との対話ッ!!!!
1勇者、ずっと1人で旅をしてきたから、何か相談事かあるととりあえず自分の中にいるもう一人の自分に相談しちゃうんだろうな……。なんか切ない。自分のこと鈍感とか言っちゃう自己分析力。
オルゴ・デミーラとデスタムーアの血がつながっていたり、1勇者とオルゴ・デミーラが兄弟みたいな存在であるとか、もう色々と設定がもりもりすぎる。
極めつけは疲れていると思われる相手にこおりのブーメランを使わせようとする勇ましいセーニャ。ブーメランを使えば疲れなんかふっとぶだろうという謎の思考。
相も変わらずシャッフルするとカオスになる。
そういえば今回のシャッフルで気づいたのだが、各項目のどれか一つでも10を超えるとこのマクロ、エラーを吐いてしまう。
四回目にしてこの事実はつらいぞ。
(文・やなぎアキ)
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