前回までのあらすじ
とうとう太陽の石を手に入れたモガマル一行。
これで雨と太陽がそろった!これが合わされば、虹のしずくが手に入るはず!
だけど、合わせるってなんだ?
前回
第六十七話 ローラ姫はものぐさなのか?
せっかく太陽の石を手に入れて、これで虹のしずくが手に入ると思ったのに!
ここから先どうしたらいいかわからない!
雨と太陽が合わさるってなんだ!
ああモガマル!そんなガチャガチャと雨雲の杖と太陽の石をいじっちゃだめだ!折れたり割れたりしたらどうするんだ!そしたらこのアトラクションが多分終わっちゃうぞ!
でもそうだよなぁ、ここからどうしたらいいかわからないもんなぁ。途方に暮れてしまった。とほほ~。
うわっ!!なんだ!いきなり!いきなりローラ姫が現われたぞ!あ、ペンダントか!
ペンダントから急にローラ姫が現われたぞ!ビビるビビる!
いきなりステーキのノリだ!いきなりローラ姫!
それにしても、登場の仕方が完全にガイアスのじじいのそれだな。物から飛び出す人間っていうのは大体似通ってくるのか?ペンダントから「今から出まーす」って言ってくれてもいいんだよ。
あ、で、なんて言ってたんだっけ?びっくりしすぎて聞き逃しちゃった。
聖なるほこら?なるほど、まだ賢者がいるんだな。たくさんいるんだなぁ。
ローラ姫は物知りだなぁ。ローラ姫がいなかったら早々に詰んでたよ。もっと早く教えてほしかったけどな。いつも情報を小出しにしてくるよな。
そうだな!何はともあれナイスナイス!
え?どうしたんだモガマル。そうだ、ここはラダトーム城の地下だな。
あ、たしかに。今まではラダトームの外にいたからペンダントを通じて連絡を取ってくるのは仕方なかったけど。
そうだよな、上の階にいるんだから、わざわざペンダントを使わなくても直接言いにくればいいんじゃないか?ちょっと移動するだけじゃないか!直接言ってくれた方がこっちの士気も上がるんですけどなぁ!?
まったくだまったくだ!
なんでちょっと楽をしているんだよ!情報を小出しにするわ、直接言いに来てもいいところをペンダントで楽するわ!ドラゴンから助けてあげた恩を忘れているんじゃないのか?これだから高貴な人っていうのは!
まぁいいけどな!ちゃんと必要なことは教えてくれるし!
次回予告
ローラ姫から助言してもらったモガマルたちは、さっそく雨雲の杖と太陽の石を持って聖なるほこらへ向かう。
そして、とうとうモガマルたちは、虹のしずくを手に入れる!
次回、「虹のしずくを手に入れたぞ!」!
モガいてばかりじゃ、冒険王にはなれないぜ!
(文・やなぎアキ)
次回
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