土曜朝9時半!
いつもなら9時20分ごろに起きてダイの大冒険を見ますが、今回は私用で朝から出かけていたため日曜にアマプラで視聴いたしました。
ありがとうアマプラ。
さぁ第七話感想いきますよ!
私個人の話ですが、そろそろ漫画で読んだことのある部分がおわりに近づき、完全初見部分に入るのでは?となっています。でももうちょっと先まで読んだ気もします。
各話感想はこちら
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト
クロコダイン撃破!
前回クロコダインのヒートブレスを食らい麻痺ってしまったダイ。
絶体絶命のピンチにマァムはなんとダイに向かって魔弾銃を撃ちます!面食らうポップですが、麻痺っていたはずのダイが立ち上がります。そう、マァムはキアリクの魔法をダイに撃ち込んでいたのです。とっさの判断力!
しかしクロコダインがそれで攻撃の手を緩めるわけがありません。再びオノからバギを放ちます。麻痺が解けたからなんだというんですぅ?
さぁどうする!困った!
そこでマァムはポップに、ヒャドの呪文を弾丸につめろと言います。魔弾銃で使っていた弾丸です。切迫した戦いの中で、魔弾銃が一体どういう仕組みなのかを簡潔にわからせてくれます。冗長な説明なんぞいらないのです。マァムにせかされヒャダルコの呪文を弾丸につめるポップ。そうこうしているうちにダイが大ピンチです。すかさずマァムはさきほどの弾丸をクロコダインのオノに撃ち込みます。ひるむクロコダインに一撃くらわすダイ!!
顔、ひいては誇りにキズをつけられたクロコダインは退却です。案外あっさり退却しましたね。
クロコダインをなんとか追い払った3人。マァムはダイの傷を魔法で治療したようです。見かけによらず回復魔法が使えるんですね。そして魔弾銃の説明をさらりと。まぁこれまでのシーンで十分説明できていますからね。攻撃呪文も回復呪文も遠距離で放つことができるすぐれもの!アバン先生からもらった超一級品です。子供心をくすぐる武器ですね。ドラクエに銃という一見ミスマッチそうな武器をうまく溶け込ませています。
デルムリン島に残ったブラスじーちゃんのもとに妖魔士団軍団長のザボエラが現われます。クモの杖がかっこいい。しかし、何やら不穏な空気です……。
マァムとアバン先生
無事3人は村に戻ってきました。ゴメちゃんはかわいい。ここでさらっとゴメちゃんだけがデルムリン島から今まで魔王の影響を受けていない、何か不思議な力があるのかも、と言及されます。ヒーローズでもホミロンだけ狂暴化しなかったですね。ホミロン同様ゴメちゃんも重要な役割を持っているのかも。
さて、ここでマァムのお母さんが登場!なんとこのお母さん、そしてマァムのお父さんは、アバン先生と共に魔王と戦った戦士だったのです!戦士と僧侶として勇者アバンと共に旅をしていたわけですねぇ。伝説じゃんすか~。つまりマァムは由緒正しい血筋ってことじゃないですかぁ?すごくない?
そのような縁があって、マァムは幼い頃にアバン先生に師事していたわけですね。
そんな話を聞いて、少し複雑な表情を浮かべるダイとポップ。アバン先生はハドラーと戦い、メガンテで散っていきましたからね……。
アバン先生は今も元気かと聞かれて、つい元気だと嘘をついてしまうダイ。優しさゆえの嘘ですが、う~ん、これは難しいところです。子供のダイには荷が重い質問でしたね。そのままなし崩し的に村に泊まっていくことになりました。
マァムは僧侶と戦士の血を引いているので、僧侶戦士らしいです。回復と補助の呪文を使えるようですが、攻撃呪文は苦手なようで。そのためアバン先生から卒業の時に魔弾銃をもらったんですね。
マァムは銃の形をしたそれに対して恐れを抱きます。人を傷つける怖い武器なんていらない、周りの人を守りたいだけだ、と。
しかしアバン先生は言います。
愛や優しさだけでは必ずしも人を守れない。正義なき力が無力であると同時に、力なき正義もまた無力であると。
真理。
魔弾銃は攻撃だけではなく回復や補助にも使える。要は使い方次第でどうにでもなるということです。マァムは優しい子なので、魔弾銃が正義なき力になることはないと確信を持っているのです。
アバン先生は力だけではなく心も教えてくれるいい師でしたね。
そんなマァムの姿を見て、あんなに邪険に思っていたポップはちょっとマァムが気になりだしたようです。ニヤニヤです。
マァムは魔弾銃の弾丸に魔法をつめるため、村の長老のもとへ行こうとするのですが、ポップが「それなら俺が入れといてやらぁ」とぎこちなく言います。かわいいな?おい。
と和やかな時間が流れますが、アバン先生がもういないことをもう言い出せない二人は複雑な心境です……。
3人の旅立ち!
一方魔王軍ではクロコダインをザボエラが煽っています。不穏。子供たちにやられるなんてやーいやーい、手を貸してやろうかぁ?って感じです。
どうやらクロコダインはザボエラから卑怯な手を提案されたようです。武人なクロコダインは怒りますが、そんなことじゃ勝てないぞぉ獣王クロコダインなのに負けちゃったらまずくなぁい?とザボエラに煽られます。そしてなにやら箱をクロコダインに渡そうとしてます。さきほどザボエラはブラスじーちゃんに会いに行っていたのですが……それが何か関係しているのか。
場面変わって、ダイは村の長老が魔法に長けていると知り、魔法を教えてもらいに行きます。クロコダインとの戦闘を経て、このまま魔法が苦手なままではいけないと思ったのでしょう。アバンの使徒たる自分は魔法をもっと使えるようにならなければいけない!しかし長老は、アバン先生の弟子であるダイに自分から教えられることはないであろうと断ろうとします。
しかし、ダイはアバン先生の修行を満足に受けていないことを明かします。なぜなら授業の半ば、アバン先生はハドラーとの闘いで命を落としてしまったから。
それをマァムは木陰で偶然にも聞いてしまいます。
ダイは次の日長老のもとで魔法を教えてもらい、メラっぽいものを使えるようになります。これだけでも大きな成長でしょう。しかし、額の紋章が出ていないダイではこれが限界なのでしょうか。額に竜の紋章がある一族はあらゆる魔法や武術に秀でているそうですが……いずれ常時強力な魔法を使えるようにダイもなるのでしょうか?彼の出生もまた気になります。
そしていよいよ出発の前夜。二人が明日旅立つことを聞いたマァムは、元気なく立ち去ります。ポップは、マァムにだけでも本当のことを打ち明けるべきではないかと持ち掛けます。そうすればもしかしたら仲間になってくれるかもしれないじゃないかと。
しかしマァムには村を守る大事な仕事があるから……と悩むダイ。でもよ~、とこちらも渋るポップ。
ここでダイが、ポップがマァムのこと好きなんじゃないかとからかい始めます。男子の甘酸っぱいコイバナ。ほほえましく眺めていたい場面ですが……バックに流れる音楽が物悲しく、マァムの悲しげな心情が現われています。ダイの大冒険はドラクエの音楽こそ使われていませんが、それを補って余りあるほどBGMがとてもよいです。
そして出発当日、二人は早々に旅立ちます。
命がけで旅をする二人を思い、マァムは思い悩み涙を流します。そこで優しく力強く、お母さんや村の人はマァムに二人を追いかけるよう後押しをします。
お母さんもかつて、魔王を倒すために傷つきながら戦うアバン先生やお父さんと共に戦うために村を飛び出したのです。そんな母だからこそ、マァムがもし彼らと共に戦いたいと願うなら、そうするべきだと諭すことができるのです。あ、今回は結構我慢したんですけど、また泣いちゃった。
こうして村に人たちの激励を受けながらマァムもまた、ダイとポップと共に旅に出るのです。
よかったじゃんポップ!
こうしてアバンの使徒として、先生の意思を継ぐ3人の冒険が始まるのです!!
デルムリン島を出るときも思いましたが、マァムも加わりいよいよ旅が本格始動ですね!
これからの3人の成長を、思う存分見守りましょう!
そして再びクロコダインが立ちはだかる!休む暇なく冒険は続くぜ!
(文・やなぎアキ)
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