ミリしら、というものを知っていますか?
元々はその作品について1ミリも知らない人がアニメのアテレコをしてみるところから生まれた文化ですが、現在はさまざまなミリしらがあります。
中でもTwitterなどでよく見かけるのは、その作品について1ミリも知らない人がキャラクターだけ見てどんなキャラなのか説明する、というのがあります。
ということで今回はドラクエ10キャラのミリしらをやってもらいました。
ドラクエ10をいまだに鈍足で進めている当サイトのライター、やなぎアキさんにやってもらってもよかったのですが、ドラクエ10を1ミリも知らないわけではないので今回はドラクエ10だけやっていない鎖骨戦士ヤマネさんに協力していただきました。
ではどうぞ。
ナンパな風来児
旅の資金は行く先々で用心棒をすることで稼いでいる旅の剣士。非常にナンパな性格で、女性を見るとすぐ口説きにかかるが実際は一人でいることを好む一匹狼。ナンパは大体失敗に終わるが、たまに成功したとしても自分から身を引いてしまう。
火炎斬りを軸にして戦う戦闘にエキスパートで、魔法は使えない。
なぜ旅をしているのかは謎だが、世話になった恩師の復讐ではないかと噂されている。
主人公にとってはよき友人だが、酒癖が悪くいつも絡まれるのであまり会いたくないと言えば会いたくない。
狂信的な魔女
永遠の若さと美しさに固執する魔女。
昔は善良な魔法使いだったが、老いによる自身の衰えにおびえてその心の闇を魔王に付け込まれた。いい男が好きだが、魔王に心酔しているので「魔王様の魅力には遠く及ばないわ」と言いながら葬り去るのが常。
女性には興味がないので、大体一瞥するだけで何もしないことが多い。それが自身の負けにつながってしまう。
足がグンバツ。
マリベルの娘
双子。白魔導士と黒魔導士で白魔導士の方がお姉ちゃん。小さいころに死んでしまったお母さんの形見の指輪は、お姉ちゃんがしている。それが妹にやや劣等感を抱かせる。そのため妹はややお姉ちゃんに当たりが強い。そんな妹の姿を見て、自分はどうすべきかとお姉ちゃんは悩んでいる。
このようにぎくしゃくしていることが多いが、戦闘時のコンビネーションは生きぴったりで、力を合わせてプチマダンテを打ったりする(ふたりがけ)。
ストーリーを進めるとお互いのわだかまりが解け、ふたりがけがパワーアップしクロスマダンテになる。
謎の詩人
さすらいの吟遊詩人。世界を旅して、いつか世界の真実を紐解くのが夢。それを全て詩にしたい。
謎多き人物だが、古代の一族の血を引いており、古の竜の力を借りることで強力な技を使える。しかし、その力を使いすぎると力と同化してしまい、徐々に身体が先祖と同じ姿になってしまう。
すでに身体の一部は竜のうろこでおおわれており、手袋をするなどして隠している。しかしとうとううなじにまでうろこが出てきて、それを主人公に見つかってしまう。
敵か味方かは不明。
ライバル的存在
物語当初からことあるごとに登場する魔王よりも印象が強い敵。
小さいころに親に捨てられたところを魔族に拾われた。人間に対して深い憎悪を持っており、時にはその行動を魔族に止められるほど非情な性格。
捨てられた過去があるため1人になるのを極度に嫌っているが、その行き過ぎた行動のため魔族側から消されそうになる。結果、一人ぼっちになってしまった。
味方が誰もいなくなり生きる意味を見失ったところに、主人公が手を差し伸べて改心する。しかし行動を共にすることはなく、魔王に一矢むくいるため単独行動をし最期は魔王に深い傷をつけることに成功した。それが主人公たちの勝利への一手となる。
幼馴染ポジションにいるヒロイン
主人公と一緒に育った。一つ年上でやたらお姉さんぶる。とても元気な性格で、危ないことにすぐ首をつっこみたがる。
夢は主人公と一緒に村の外に出ること。だったが、主人公が勝手に旅に出てしまったため、再び再会するまで恨んでいた。そこに目をつけた魔王に利用され、身体能力を極限まで引き上げさせられて、久しぶりに村に帰ってきた主人公をだまし討ちしようとする。
しかし、主人公の決死の呼びかけにより正気に戻ることができた。そして、魔王を倒して平和が訪れたら二人で世界を見て回ろう、と約束し主人公はまた旅立っていった。
夢を継ぐ飛行士
亡くなった父が夢見た大空の旅を実現させるため、日々奮闘している少女。世界に一つしかない飛行船のパイロットになるため、誰にも負けない努力をしている。
しかし、空の移動をよく思わない魔王から命を狙われてしまう。その際に主人公に命を救われ、その恩返しとして自分がパイロットになったら飛行船に必ず乗せる約束をする。そして父の願いと主人公の後押しもあり無事世界初のパイロットとなる。
魔王の城に行くための飛行船を飛ばしてくれる。
正直幼馴染のヒロインよりも人気がある。
どうでしょうか。
画像だけでそこまで想像を膨らませるか、と思いますが、正直このキャラ設定のストーリーも見てみたい気がします。
(文・リモート侍)
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