日本のアニメやゲームをハリウッドが映画化するとなると、どうしても「大丈夫……?」と思ってしまいますが、過去の実績(バイオハザードや名探偵ピカチュウなど)を見るとけっこう大丈夫そうです。ドラゴンボール?知らんなぁ。
ということで、今回は「もしもドラクエ8をハリウッドが映画化したら」を考えてみたいと思います。
ドラクエ5はこちら
主人公と姫に主軸を置く
ドラクエ8といえば馬姫様ことミーティア。ストーリー上の中心人物です。エンディングでも彼女と主人公の行く末を描いています。一緒に旅をする仲間たちとの絆も重要なドラクエ8ですが、姫と主人公の関係性にも目を離せません。
そしてハリウッド映画といえば、そう!ラブロマンス!!
この映画には別にラブの要素はいらなかったんじゃない……?という映画でもラブをぶっこむのがハリウッド!
ということでドラクエ8は主人公と姫のラブストーリーになります!!
「ええ~、ドラクエ8はそういうんじゃないんですけど」と思う人もいるかもしれませんが、仕方ありませんね。ハリウッドなので。
気になるキャスト陣
さて、当然気になるのはキャスト陣でしょう。ドラクエ5のときと同様「今行うなら誰がいいか」で考えてみたいと思います。
主人公:ニック・ロビンソン(ジュラシックワールド)
ミーティア:エル・ファニング(マレフィセント)
ヤンガス:ドウェイン・ジョンソン(ジュマンジ)
ゼシカ:アン・ハサウェイ(ダークナイト ライジング)
ククール:アンセル・エルゴート(ベイビードライバー)
トロデ:ピーター・ディンクレイジ(ピクセル)
ゲルダ:ゼンデイヤ(スパイダーマン ホームカミング)
モリー:キアヌ・リーブス(ジョン・ウィック)
ドルマゲス:ジム・キャリー(マスク)
ドルマゲスだけすぐ埋まりました。でもビル・スカルスガルド(IT)でもよかったかもしれません。
アン・ハサウェイはスタイルがめちゃくちゃいいうえにかわいくて最高ですね。モリーをキアヌ・リーブスがやってくれるかと言われると無理だろうなと思いつつ何となく体型とか似てません?
ゼシカ無双
最初に主人公と姫に主軸を置いたラブストーリーになるとは言いましたが、それだと今っぽくないです。
最近はハリウッド映画に限らず女性が活躍する作品が多いです。ディズニー作品や『ワンダー・ウーマン』『MIB インターナショナル』、もちろんヒーローもの以外も。
女性は守られる立場ではない!という主張が強いのが昨今の情勢(個人的主観)なので、ドラクエ8もそういう映画になります。
ゼシカ嬢の無双ですね!!
ゼシカは気の強いお嬢様ですし、そもそも戦闘能力も高いので特に違和感はないはず。ピンチになった主人公その他をさっそうと助けたりしてほしいです。
もはや主人公のバディになってほしいです。でもラブには発展しないでほしいです。男女でバディ組んだらからってすぐにラブに発展するのはやめてください!
結婚よりは脱走エンド
気になるエンディングですが、ドラクエ8には二通り(リメイクでは四通り)のエンディングがあります。
ミーティアがチャゴス王子との結婚をいやがり主人公と脱走するエンドと、ミーティアが主人公と結婚するエンド。
ハリウッド映画ではどちらになるかというと、脱走エンドのほうでしょう。
今まさに結婚式をあげようとしているミーティアを、仲間たちの助力によって連れ出す、主人公!
走り出す二人!
トロデ王の用意した馬車に乗り込む二人!
なんとか脱走が成功したことを喜び笑いあう二人!
しかし次第に不安ともとれるような表情になっていく二人(それじゃ『卒業』じゃないか)!
そしてハッピーな主題歌が流れます。テイラー・スウィフトあたりに歌ってもらいましょう。
お姫様と(実は)王子様の物語なので、エンドロールのデザインはディズニーのようなポップさが欲しいですね。
ちなみにラプソーンは尺の都合で出てきません。ドルマゲスがラスボスです。
(文・やなぎアキ)
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