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【ダイの大冒険】ダイの大冒険を実写映画化するとしたら?

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人気漫画「ダイの大冒険」。

連載終了から時がたっても根強い人気を集める名作です。

もし「ダイの大冒険」が実写映画化するなら?

どんな作品になるでしょうか?

 

 

■アバン先生vsハドラーは回想かオープニング

序盤の名勝負として名高いアバン先生vsハドラー。

しかし長くても3時間以内におさめなくてはいけないので、果たして序盤の熱戦をすべて描き切ることができるでしょうか?

オープニングは

  • ボロボロになったアバン先生が決死の覚悟でメガンテをするシーン
  • ダイがデルムリン島を離れるシーン

のどちらかになるのが妥当ではないでしょうか。後者の場合、船の中で世界観の説明とともに回想としてアバン先生vsハドラーを描くはずです。

映画の幕開けから盛り上がるシーンを描ける前者に対して、後者のメリットはハドラーの上にバーンがいるという世界構造の説明や必殺技となるアバンストラッシュの披露ができる点でしょうか。「前者でもアバンストラッシュなんかは描けるでしょ?」と思うかもしれませんが、もしオープニングでハドラー襲来のシーンから描く場合、序盤でダイが空気(アストロンをかけられている)の時間がちょっと長すぎてしまうはずです。

「先生~~~!」とダイが泣いている目の前で、メガンテが決まるシーンをひとつの盛り上がりの頂点に据えるとして、そこに渡せる時間は20分程度になってしまうのではないでしょうか?アバンストラッシュが効かないシーンから描くのはアリだと思いますが、それでもちょっと印象が薄い技になってしまわないかが懸念されます。

 

個人的には最初は「ダイは魔物と仲良しの元気な子」というイメージを明るく印象付けたいところなので、青空のなか出発するシーンを先に描いて、世界観はポップに説明してもらいつつ、宿屋で寝たときに夢の中で巻き起こるフラッシュバック的回想で「アバン先生vsハドラー」を描くことになるのが無難かな、と思います。

 

 

■クロコダイン戦は省略

オープニングはともかくとして、エンディングをどうするかですが、これはボス戦ひとつが限界な気がしています。そうなると「どのボスと戦うのか?」という取捨選択が焦点になります。

特に序盤のボス2人(クロコダイン・ヒュンケル)は作中屈指の人気キャラですから、どちらも出したいところではあるでしょう。

 

ただ、もし尺の関係でどちらかを出さないことにしなければいけないとしたら……。

これはもう完全に商業的な観点になるのですが、イケメン俳優を起用できるヒュンケルに軍配があがってしまうでしょう。クロコダインのビジュアルを格好良く表現するためおCGに予算を組むくらいなら、安定感のあるイケメン俳優で……という判断も働きそうです。クロコダインが出ないという点で既に駄作な感じもしますが、一方で「こいつ必要か!?」みたいなキャラが出てきそうなのも気になります。

 

たとえば、どんな「こいつ必要か!?」的キャラが登場するでしょうか。

少なくとも主要キャラであるマァムは必須として、道化役としてニセ勇者ご一行は登場させられるのではないかと思います。

何なら、ヒュンケル戦にまで顔を出す可能性すらあります。最悪の場合、勝利にちょっとだけ加担する可能性すらあります。

魔人ブウ戦のミスターサタン的な立ち位置ですね。

作品に緩急をつけるため、みたいな意味の分からない配慮で彼らの登場シーンが増えることは、覚悟したほうがよさそうです。困ったらコイツらを使って道化として色々やらせるという雑な扱いを受けそうです。本当は好きなキャラなんですが……。

 

■キャストが豪華(製作者的に)

話題作だけに、キャストは豪華になるでしょう。

勝手に予想するなら、こんな感じではないでしょうか?

 

ダイ:柴崎楓雅くん

ポップ:柳楽優弥さん

マァム:橋本環奈さん

ヒュンケル:吉沢亮さん 

アバン先生:松坂桃李さん

ハドラー:山田孝之さん

バルトス(声):山寺宏一さん

ゴメちゃん(声):山寺宏一さん

バーン(声):山寺宏一さん

ブラスじいちゃん(声):山寺宏一さん

ニセ勇者でろりん:小栗旬さん

ニセ僧侶ずるぼん:山田優さん

ニセ魔法使いまぞっほ:ムロツヨシさん

ニセ戦士へろへろ:佐藤二朗さん

 

色々思うところはありますが、松坂桃李さん・吉沢亮さん・柳楽優弥さんは本当にカッコいいし演技もウマいしきっと熱演してくれると思います。大好きです。ムロツヨシさんや佐藤二朗さんも「こういう演技すればウケるんでしょ!?」って思っている演技を、彼らなりのベストを尽くして演じることでしょう。バラエティ番組での宣伝活動でも大活躍です!

 

■ゴメちゃんがアンチウイルスソフト

目が、覚める思いです。

 

■続編を連想させるラスト

ラストはバランが登場し、次回作を彷彿とさせるラストになるはずです。

でもここまで考えてみて思うのですが、きっと次回作は難しい状況になるでしょう。そして続編を楽しみにしている一部の熱狂的なファンを置き去りにして、社会はまた新しい実写化プロジェクトへと動いていくのです……。

 

ああ、実写化って本当に難しい!

名作「ダイの大冒険」なら実写化も絶対うまくいくと思ったのに!

マァムのお色気シーンを入れればよかったかなあ←違う

ダイを大学生くらいの年齢にしちゃえばよかったかなあ←違う

恋愛模様を追加すれば←違う

映画オリジナルキャr←違う

 

もし実写映画化されるとしても、ファンの心を傷つけない作品になってくれるといいなと思います。絶対にクロコダインは忘れないでね。

 

(文・深々シン)

 

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