わたぼうって圧のある言葉をかけてくる気がするんですよね。
わたしの思い込みでしょうか?
無表情に淡々とノルマを伝えてくる感じがして、なんか怖い……。
わたぼうってなんやねん?という方はこちらの記事をどうぞ。
「わたぼうは圧が強い」という思い込みを払拭するために、今回は主人公に「業務命令遂行しなさい」という名前をつけてみました!
……うわぁ、とっても親しみ深い名前ですね!
これでわたぼうと仲良くなれるはず〜。
朝、起きたタイミングで……
冒険者たるもの、休息も大切な仕事!
戦うべき時に戦い、休むべき時に休む……
そうやって、冒険者は成長し、難敵へ戦いを挑むものなのです。
だからこそ、ゆっくり休んだ時にかけられる第一声って大切だと思うんです。
「ゆっくり休めたかい?」
「良い朝だね!」
「気持ちの良い天気だよ!」
そうやって、爽やかに目覚めさせて欲しいです!
さあ、起きますよ……!
頼みますよ、わたぼう先輩……!
「起きて!業務命令遂行しなさい!」
おおおおお、おはようございます!
あれ?トラブル?トラブルですか?
サーバー落ちました?ping通ります?
ちょ、ちょっとまってくださいね、顔洗ってきますから。
久々にログインした時
「おかえり 業務命令遂行しなさい!」
「休んでる間に 3人の サポートをしたよ」
うん、すごい働かせようとしてくるぅ!
休んでる間にサポートしたら休んでることにならないぃ〜
「おかえり」の次に出てくる言葉が「業務命令しなさい」だから尚更か。
たまにはリフレッシュしようとお買い物を楽しんできた主婦に、帰るやいなや「おかえり。飯作って」って言うのと同じレベル。
もはやモラハラ。
休んでる間くらい休ませてくれぇ。
敵と対峙してる時も指示出し
いたずらっ子なひとつめピエロを追い詰めたわたぼうと主人公。
「さあ 勝ったぞ! ワルぼうのこと 教えてもらうよ!」
ちなみに主人公(私)はいたずらピエロを縛り上げたり大忙し。多分わたぼうは一切動かない。指示出しのみ。
わたぼうさん、ちょっとは働いてくださいよぉ……
「キミらじゃ エサになるのが オチだろうけど 来るのかい?」
いや、絶対イヤだよ。
こっわ。
エサて……エサて!
「それに ボクの言葉がウソかも しれないよ? 信じるのかい?」
いやもうパラドックス!
哲学的な問いかけだ……
わたぼうさん、こんなやつのこと、信用しないほうが良いですぜ!
さっさと街へ帰りましょう!
「業務命令遂行しなさい! たしかに 罠かもしれない」
あっ、すすす、すみません。
ロープでいたずらピエロを縛る作業の手が止まってました。
敵との会話の途中でも指示出ししてくるわたぼうさん、さすが〜
我々が少しでも楽をするのを、見逃してはくれないなぁ〜〜
どうしても起きられない朝もある
無言で見下ろして来るのこわいんだよなぁ。
あっ、はい!え!?はい!
起きます起きますう!
……あ、だめ、ねむぅい
無言やめろや。
一番の圧やぞ。
マンドラはやさしい
DQMSL×ドラクエ11のイベント。
ドラクエ11世界の案内役に選ばれたマンドラが、とっても可愛いんです。
「あ! パープルオーブが落ちてるドラ! メルトアが 壁画の世界に隠してたんドラね!」
アイテムを見つけてくれたり、それの元の所有者を主人公のかわりに類推してくれたり、早速有能っぷちを発揮するマンドラさん。
「残りのオーブは あと1つ! もうちょっとだよ 業務命令遂行しなさい!」
お前は曹操か。
この山を超えた先に梅林があるからそこで喉を潤そうって言って、喉の乾いた兵士たちを鼓舞した名将・曹操孟徳か。
な〜にがもうちょっとだよ、だ。
結局なんでも主人公にやらせる気マンマンじゃないか!
「やったー! これで オーブが全部そろったドラね! いよいよ 命の大樹に行けるドラ!」
ほらあ、マンドラはそれとなく我々の行くべき道筋を示してくれる……
「さあ 始祖の森へ向かおう! 業務命令遂行しなさい!」
思い出したかのように指示出しすんな。
指示出し役は絶対に渡さないという強い意志を感じる。
命の大樹のところに行くのはマンドラさんがとっくに教えてくれてるからいいんだよ。
今更仕切ろうとすんな。手遅れだよ。
「よし 天空の祭壇に着いたドラ! それじゃ さっそく オーブを6つ 台座において…」
マンドラさん、しっかり自分で動けるタイプ。
後ろで腕を組んでいるだけの愚将とは違いますね(チラッ)。
「長かった旅も もう終わりだね。 さあ 業務命令遂行しなさい! ウルノーガを 倒そう!」
仕切るな。
あと、ラスボスという強大な存在がまだ残ってるのに、もうすぐ旅がもう終わると思ってるのやばくないか!?
戦闘は主人公に任せきりだから、実際あなたにとっての冒険は「移動する」だけなんでしょうね!
主人公にとってはここからがむしろ本番なんですけどね!?!?
気さくな笑顔を浮かべるウルノーガさん。
可愛いんだよなあ。めちゃくちゃ可愛い。
アスタリスク「傷ひとつも つけられないドラ…!? いったん退いて 立て直すドラ…!」
この特徴的な口調は、マンドラさん!
退却の号令を出してくれてありがとうございます!今のままじゃあぶなかった!
あの毛皮はどこかで腰でも抜かしてるんですかね?
業務命令遂行出来なくてスミマセンねぇ!!!
つーかウルノーガが消えてる気がするんですが。傷どころじゃなく。
「そんな 業務命令遂行しなさいですら ウルノーガに 勝てないドラ…!?」
ほら!
他のキャラが主人公の名前を呼ぶと違和感があるの!!
なんだよ「業務命令遂行しなさい」って名前!!!そうだよ、求めてたのはこの違和感だよ!!!
多分わたぼうのせい……だよね?
わたぼうが圧のある命令ばかり出してくるからだよね?
だってあの白毛皮、ちょっと後ろで傍観してるだけなんだもん。
「待って! ウルノーガの様子が おかしいよ! …………!!! 危ない! マンドラ! 業務命令遂行しなさい!!」
おい、マンドラさんにまで命令しようとするんじゃないよ!
「やばい!ウルノーガが襲ってきそうだ!マンドラ!め、命令だ!この俺様を守るんだあああああひいいいいいいいいいい!」みたいなセリフに聞こえちゃいますもん。
ホント、なんなんだコイツは。
結論:僕らは業務命令は遂行したくないけど、結局ゲームは業務依頼を淡々とこなすものばかり。
おまけ:悪の心に支配されそうな自分を始末するように命令するわたぼうさん
(文・深々シン)
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