以前当サイトで紹介したドラゴンクエストのトレーディングバトルカード!
その第一弾のカードパックをBOX未開封で入手したので、わっくわくで開けてみたいと思います!
以前第三弾のカードパックを紹介した際の記事。ルールもこちらに書いてあります。
今回はBOXで購入しましたので、まずはじっくりとなめまわすように箱から見ていきます。
おほほほほ。
先日実際にこちらのカードゲームをやってみたときからすっかり虜になりまして、目を血走らせてネット上を探し回った甲斐がありました。中古のおもちゃ屋さんも巡ったりしてみました。
カードゲームをプレイした際の記事こちらです。運の暴走みたいな結果になっています。
発売は1996年。ちょうどドラクエ6が発売された年です。カードゲームを発売するとは、乗りに乗っていますね。エニックス、手広いぜ!
正面には主人公・ハッサン・ミレーユという初期メンが配置されていました。こちらの面にはバーバラとテリーです。小説かな?
1袋の内訳は第三弾と同じです。ダブルタックキラカード、どういう意味かはよくわかりません。
そんな10枚入りのパックが、15袋入っています。
……「入り数 15入り」ってなんだか不思議な日本語ですね。「頭痛が痛い」と同じ匂いがします。
安心の日本製。安心のSTマーク。安心のエニックス。
ちなみにテリー・バーバラ側と逆の面はチャモロがぼっちでたたずんでいました。かわいそう。
ちょっと距離を感じます。チャモロも仲間に入れてあげてください。
では早速あけていきましょう!箱に傷をつけないように今年最大級の注意を払いました!はさみとカッターを駆使させていただきました。箱開けづらかった。袋といい箱といい、なぜ包装をガチガチにするのでしょうか。
おお、さっきぼっちだったチャモロが上段に位置しています。よかったねぇ。
「入り数 15入り」はなかなか圧巻です。
これが大人買いってやつですね。財力あるものがカードバトルを制する、それが大人の世界です。
袋のデザインはこんな感じです。ミレーユの隣をハッサンにとられて、テリーはさぞ不服だったことでしょう。
リメイク版のイラストに比べると、全員キリっとしているというか、パキッとした顔をしています。
裏面はこんな感じ。ドラクエ6のモンスターが描かれている中、リカントやメーダもいるので過去作のモンスターもちゃんといそうです。
「カードの組み合わせで攻撃力がアップ!」。そうでしたそうでした。このカードゲーム、ダブりを持っている方が強かったりするんでした。むしろダブりがないと雑魚いカードがけっこうあるんでした。これがエニックスの戦略。
さて、では袋を開けて中身を確認していくわけですが、遊ぶ相手もいないのに正直15袋もいらないのでは?と思いましたので、厳選した4袋を開けることにしました。
ちなみに筆者はランダムアクリルキーホルダーを3つと同デザインのバッチ1つを買って、全て同じデザインだったという悪夢のような経歴の持ち主なので、袋を選ぶときは手が震えました。
では気を取り直して、今回入手したカードの一部をご紹介!
ヘルクラッシャー
これは、つよい!!ヘルクラッシャーといえば、つよい!ナイスカードを引いてしまったようです!
が、一枚だけだと攻撃にはつながらないようですね。次ターン相手がチョキを出せないとなると、こちら側はつまり何を出せばいいかというと……だめです、わかりません。こういうの難しくてわからないんです。純粋に拳で語り合いましょう。
ぶちスライム
よえぇ~~~~。ダメージ10しか与えられないし、素早さ(じゃんけんマークの下の数字)も3しかないし!!よえぇあああああ。
もしかして最弱のカードじゃない?こんなカード持っていてもどうしようもなくない?
ところで「ぶちスライム属」ってなんでしょうか。「スライム属」ではないのでしょうか。
サタンジェネラル
これは、ダブっていればかなりの強さを誇るカード!最大で60ものダメージを相手に叩き込むことができます!
でも1枚しか持っていない場合は20ダメージです。物足りない、サタンジェネラル、物足りないぞぉ!!
ヘルゼーエン
なんでぶちスライムは「ぶちスライム属」なのに、こいつはちゃっかり「魔導士族」なんだ。
こいつも1枚だとダメージ10しか与えられないようです。ダブりがないとお話にならないカードゲーム、攻めてますなぁ。
続いてはダブルタックキラカード4枚をご紹介!
まずは、さきほどぼっちだったチャモロ!
「CHAMOLO」ぉ。
お!これはドラクエ6のパッケージ絵ですね!ワクワク感の止まらないデザインです。
これはすでに当たりの匂いがします。
3枚目は空飛ぶベッド!ベッドにみんな乗り込むなんて無茶じゃないかしらと思っていましたが、無茶だったようです。CHAMOLOまたしてもあぶれています。主人公も助けてやれ。
そして4枚目は、テリー!!いまやカードゲームアプリ・ライバルズでリーダーを務めるテリー。このカード発売時はまさかそんな未来が待っているとは思いませんでしたね。
よい。
ダブルタックキラカードはシールをめくるとカードが出てきます!めくっていきましょう!
ちなみに第3弾に比べるとめちゃくちゃシールがめくりにくかったです。苦情が来て改良を重ねたりしたんでしょうね。
ではまずチャモロから。何が出てくるのでしょうか。
パーの素早さ47。微妙な数字です……。
おお?
おおおお!
ムドー
ラスボスの存在感を薄くした原因の一つであるムドーさんじゃないですか!!
さすが主人公たちを石にするだけあって、石よりも強いパーなんですね。
ダメージも30となかなかの強さ。きりさきピエロは呼んじゃいけないのか。
続いてはテリーをめくってみましょう!テリーのことだからミレーユを後ろに隠し持っていそうですね!
あ、これはミレーユではないな。
おおおお。
Ⅵ主人公
これは大当たりですね!主人公ですよ主人公!
ドラクエ6は転職システムがあり、この主人公は魔法戦士のようですね。他キャラも別の職業についていたりするのでしょう。
それにしても1枚でダメ―ジ40、素早さも驚異の200!これはほぼ最強カードなのでは?
よーし、この調子でどんどんシールをめくっていきますよ!次はパッケージ絵のカードです!
あ。
あ。
Ⅵ主人公
さっき見たよ。
ダブりが嬉しいカードゲームとはいえ、数少ないダブルタックキラカードでダブられると悲しいです。もっと色んなキャラ見させてぇ。
最後は空飛ぶベッドのシールをはがしましょう!
ん?
どくろあらい
う~~~ん。なんとなくダブルタックキラカードからはキャラクターや魔王級のカードが出てきてほしいと思っているのでなんとも言えません。
グーのカードが次ターン2倍になったら相手はパーを出すと思うのであまり意味はありませんしね。チョキを出しておけば負けはしないということでしょうか。
さて一通り開け終わりました。
が、
物足りない!もっと開けたい!開けさせてくれ!という欲望が爆発してしまい、特別にもう一袋だけ開けることにしました。自制心が足りなかった……。
ということで延長戦。
ダブルタックキラカードはテリーでした。さっそくテリーをめくっていきましょう。
お?
こ、この華奢な手は……。
きたきたきたぁーーー!!
きましたぞぉーーー!!!
ミレーユ
やっぱりこいつ、後ろにミレーユを隠し持っていやがったぜ。とんでもないシスコンだ。
発売から20数年、あのテリーはずっとミレーユを後ろに隠していたのです。執念……。
このミレーユは踊り子です。一枚だけだとダメージを与えられませんが、二枚だと勝てば確実に相手を死に至らしめます。こっわ。
しかも素早さが450……。あいこになったとしてもほぼ確実に勝てるでしょう。
さきほどのⅥ主人公はパー。ミレーユはチョキなので、主人公にすら勝ってしまう……。
ミレーユのカード、最強なのでは……?
まぁそんなミレーユもぶちスライムにはやられるんですけどね!!!
素早さ400のミレーユが素早さ3のぶちスライムにね。
ちなみにⅥ主人公はパーなので、この最強になりえるぶちスライムにも勝つことができます。
やはり最強は主人公だ!!
まぁはさみくわがたには敵わないんですけどね!!!
ぶちスライムとはさみくわがたの大逆襲が実現するドラクエカードゲーム。
まさにドラクエ6。夢のようなゲームですね。
(文・やなぎアキ)
関連記事