ドラクエ4とドラクエ11ってちょっと似ている。
勇者の元に運命に導かれた7人が集まり悪しき魔王を倒す話だし。
勇者の故郷が魔王によって焼き払われたり、勇者に女の子の幼なじみがいたり。
だからもしかしたらドラクエ4のメンバーとドラクエ11のメンバーを入れ替えても案外うまくいくんじゃないだろうか?
11メンバーで4をやってみた
当然話の大筋を変えてはいけない。ドラクエ4のストーリーの通り章仕立てで進んでいく。
第一章 王宮の英雄
子供が行方不明になる事件が頻発しているデルカダール。
事件を調査するために国の英雄グレイグまでもが駆り出される。もっと他にやることがありそうだが。
むっつりスケベなグレイグにフレアのぱふぱふを見せる展開、とてもナチュラル。
グレイグは堅苦しい人間だが、純粋なところもある。ホイミンのことも快く連れていってくれるはず。
最後勇者を探しに行く下りだが、グレイグは忠誠心が高いので自分から国を出て旅に出るとは言わないはず。恐らくは王様の命令で勇者を探す旅に出るのだろう。
ホメロスはちなみに出てこない。
第二章 やんちゃ王の冒険
またしてもデルカダールが舞台。でも多分一章とは少し時系列が違う。
姫であるマルティナは腕試しのためにエンドールの武術大会に出ようとする。それになぜかユグノアの王であるロウと、砂漠のサーカスで出会った旅芸人シルビアもついてくるなんともちぐはぐな旅。
マルティナはアリーナのように壁をけやぶったりしないで、ちゃんと王様に許可を取ってから行きそう。なのでどちらかというと興味本位でついてくるロウの方が困ったものである。
武術大会に出てくるビビアンやベロリンマンなどはドラクエ11の仮面武闘会にも出てくる。ということでシルビアも武術大会に出てもらおう。シルビアが勝ってもモニカ姫は望まぬ結婚を回避できるわけだし。
第三章 盗賊カミュ
カミュは武器商人ではない。奥さんも子供もいない。なので彼の盗賊時代の相棒・デクが自分の店を持つのを手伝う形で旅がスタートする。
はがねのつるぎやてつのよろいをバンバン盗み、人を化かす狐にお灸をすえてやり、敵国なのに愛し合う王子と姫の世話を焼く。カミュって面倒見いい。
鉄の金庫はデクに背負わせて、自分は華麗に銀の女神像をゲットしそうだ。
自分の店を持って成功しながら、綺麗な奥さんと結婚する。デクの方がトルネコっぽいかもしれない。
そういえば、このままいくと船を持っているのはシルビアではなくカミュになるのか。恐らくは商人として成功したデクがカミュに買ったんだろう。
第四章 ラムダの姉妹
旅をする双子の姉妹。一方は回復呪文やバギを得意とし、もう一方はメラやギラなどの攻撃呪文を得意とする。あ、マーニャとミネアの話をしているわけじゃないです。ベロニカとセーニャの話をしています。
父親の仇を取る為に故郷を離れ旅をする。おっとりしたセーニャに振り回されながらも、姉であるベロニカがぐいぐい引っ張っていっているのだろう。
第四章時点ではベロニカは元の姿をしており、キングレオ的なボスに敗れた時に魔法をかけられて子供の姿になってしまう展開がほしい。
第四章では大人の姿だったのに、いざ第五章で出会ったときに姿が変わっていたら盛り上がりそう。
第五章 導かれしものたち
とりあえず故郷は焼ける。幼なじみもモシャスしてやられる。つらい。
しかしそのあとは勇者の光に導かれるように仲間が集っていく。にっくきウルノーガを倒すために一丸となる。
なまじ11勇者の故郷は実は無事だったし母親とも幼なじみとも再会できるのを知っていると、エンディングを迎えても誰とも再会できない11勇者がかわいそうでしょうがない。4勇者の辛さがあらためてよくわかる。
ちなみにリメイク版の第六章があるのであれば、仲間になるのはホメロス。
なぜならウルノーガが仲間になったところでパーティーが映えないから。
「ドラクエ4メンバーがドラクエ11をやったら?」は後日公開!
(文・やなぎアキ)
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