これは、ドラクエの超エモいカードゲームを観賞用に購入してみたものの、やはり実際にプレイしたい欲求が抑えきれなくなってしまった人間のお話です。
初デュエル…ども…
前回までのなりゆき&カードゲームのルールはこちら
……さぁ!
やりたくなったからには、やるしかありませんね!
大して迷うこともなく、カネにモノ言わせて追加購入です。
え?「ほかにプレイヤーがいるわけでもないのに、お金が無駄になるよ」ですって?
良いんです!
我々大人に許された唯一の強権、それが「好きなもの金を使う」なんです。虐殺行為はNO。
前回購入した1パックに加えて、3パックを購入。流石に1人では対戦がやれないので、同じくDQフリのライターであるやなぎアキさんに頭を下げ、ご協力いただきます。合計4パック(40枚)を2人で分け合って戦います。
それぞれ20枚で、どんな複雑な戦いが見られるのでしょうか!?
え?「ちゃんと対戦を盛り上げたいなら、箱買いするとか、もっとしっかりデッキを組むべきじゃないの?」ですって?
良いんです!
我々大人に許された唯一の強権、それが「時に真実から目を逸らし、今この瞬間を楽しむ」なんです。ま、それが普通ですわな。
まずは開封の儀。
互いに、自身が引いたカードを見ながらニコニコとしている穏やかで純粋な時間を過ごします。
これからどんな戦いがあるのかも知らずに……。
ちなみに私は1枚、酷く弱いカードを引いてしまいました。たくさんカードを持っているなら効果あるんですが、単独だと非常に弱いカードです。前回記事でも書きましたが、こういうのがこのカードの面白さであり、面白くなさなんだと思います。ほぼ運ゲーのくせに、生意気だぞ。
せっかくの初デュエルですし、これだけは引きたくないと思いながら、デッキに追加します。引いたカードは全部デッキに入れる……そう、我々には取捨選択するほどのカードがないのです。
必ず入っているキラカードはこちらを引きました。
パパス。
パパス部分はシールなので、剥がしてテキトーな場所に放置しました。
バイバイ、パパス。
そしていよいよ対決!
互いにカードをシャッフルして、睨み合います。もうテンションは、完全にMAX!目がキラキラしてるんです。輝いているんです。深夜なのに、めちゃくちゃ元気!
え?「明日に疲れが残るから早く寝たほうがいいよ!」ですって?
良いんです!
我々大人に許された唯一の強権、それが「夜更かし」なんです。なんつってる間に4時っすよ(笑)
……さて、それでは早速やってみましょう!
お互い、手札は5枚。
どれどれ、どんなのがきたかな……?
おおきづち
たはー、最弱のカードを引いちまった!!!
さっき言ってた弱いカードってこれですよ、これ。
もうまるっきりダメです。
1枚-ミス
2枚-ミス
すばやさは10
いや、玄人好みか!!!
玄人だけがこの「良さ」を使いこなせるやつ!!!
家から溢れ出るほど同じカード持っていなきゃ愛せないないやつ!!!
……封印されしものの右脚かな?
しかし、他の4枚には強いカードもあるし、まだやれるはず。たぶん。
スラリン
これはつよい。
メダパニ、やられたら超うざったいはずだ。
ガンドフ
仲間モンスターですね。
このベホイミ、かなり良いですね。
回復技を頭に入れてないやなぎアキさんの度肝を抜けるはずだ。ベホイミで超OK!
お互いの手札確認がおわったところで、ようやく各自が1枚目のカードを選びました。
はわわ、一体全体どうなっちゃうの〜?
同意とみてよろしいですね!?
デュエル・スタート!
1ターン目
やなぎアキ:Ⅴ主人公(パー)
深々シン:キャプテン・クック(パー)
パー同士なので、素早さくらべになります。
やなぎアキさんの繰り出したⅤ主人公のはやさが200で上回ります。
重ねますが、ルールがわからない方はこちらの記事をご参照ください。
さて、ダメージはどれくらいかな?
バギクロスD40。
モンスターじいさんマークのついた仲間モンスターカードをどれでも1枚続けて出せる。
……えっ!?
ズルくない!?
やなぎアキさん、すかさずマーリンを召喚。
マホトーン
1ゲームが終わるまでじゅもんをふうじこめた
……え!?
……え!?!?
なにその壊れ性能。
ハメ技みたいな感じで、いつの間にかベホイミもメダパニも封じられてしまいました。
やなぎアキさん、引きが強すぎます。
ライフ
やなぎアキ:100
深々シン:60
2ターン目
やなぎアキ:バピラス(チョキ)
深々シン:ドロヌーバ(パー)
チョキとパーということで、バピラスの勝ち。
一方的になってきました。
落ち着くために、サラミを口に放り込みます。手をきれいに拭いてから、もう一度手札を眺めます。
くそー、負けたくない、負けたくないです。
ライフ
やなぎアキ:100
深々シン:30
3ターン目
やなぎアキ:ドロル(パー)
深々シン:おおきづち(グー)
意表を突いた攻撃をしてみるものの、最弱候補対決みたいな戦いになった末、敗北。まぁ、どうせ勝っていても「ミス」でしたが……。
このまま一度もカード間のジャンケンで勝てないまま負けてしまうのか……?
ライフ
やなぎアキ:100
深々シン:20
4ターン目
やなぎアキ:アムール(チョキ)
深々シン:スラリン(チョキ)
チョキ同士なので、すばやさ対決に。そして……ついに!ついに!ついに!自分の出したカードが勝利!
スラリンありがとう!キミのお陰で完封は免れたッ!!!
ただしメダパニは封印されているので意味なし。
ライフ
やなぎアキ:100
深々シン:20
5ターン目
やなぎアキ:シーザー(グー)
深々シン:ガルバ(パー)
アアッ!!!
ライフ
やなぎアキ:100
深々シン:0
カードを繰り出すかどうかという意味では完封負けを免れたものの、ライフポイント的には完封負けを喫しました。無念。
……というか、やなぎアキさん、引きが強すぎます。主人公ならもう少しピンチに陥るだろうから、どちらかといえばライバルキャラみたいな勝ちっぷりでした。
でもまた腕を磨いて、次こそは勝利を収めたいと思います。
it’a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。
(文・深々シン)
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