ようやく始めました。発売から7年。長かったですね。
心境の変化が訪れました
上の記事を公開したところ、自分はソロプレイでやっているよ!という声が沢山聞こえてきたので、オンラインだからといって誰かと交流する必要はないのだなと思いました。
ドラクエ10既プレイのメンバーからの熱い後押しもあり、よっしゃまずは体験版からやってみるか!という気になりました。ちょろい。体験版ならまだお金のことは考えなくていいですし。
背中を押してくれた皆さま、ありがとうございます。
あとはドラクエウォークのキャラメイクが楽しかったのでそれも一因です。ドラクエ9や星ドラのキャラメイクは、頭身が低いこともあり自分的にはそこまで満足のいくものではなかったんですよね。
アストルティアへ旅立とう!
ドラクエ11Sの復活の呪文に「あすとるていあへたびだとう」と入れるとドラクエ10の体験版がダウンロードできるということで、早速体験版ダウンロードです。PS4でもよかったのですが、Switchの方がプレイの幅が広がるのでSwitch版採用です。
「あすとるていあにたびだとう」と最初入力していて、ドラクエ11S初の「じゅもんがちがいます」を受けました。
ダウンロードを終えて、アカウントを作るところでいきなり壁にぶち当たりました。「かんたんプレイ……とは?」、はい。ドラクエ10はスクエニのアカウントを利用してプレイするようですが、アカウントを作らず一旦プレイできるのが「かんたんプレイ」のようですね。その辺全くわからず1分ほど混乱しました。スクエニのアカウントを持っていたので、事なきを得ましたが。これがオンラインの洗礼かな?
そして無事アカウントもできたのでゲームがスタートです。
実は物語の導入部(エテーネの村)についてはどのようなストーリーなのか大体把握していたので、最初のキャラメイクのときは、
「でもどうせこの姿で旅をするわけではないのでしょう?」
と言っておきました。
と、言いつつ話を進めればこの姿でも旅をするのだろうと思い、気合を入れてキャラメイク。
主人公の性別を選べるゲームでは基本的に男を選択する私(おかげで初バイオハザードは苦労しました)ですが、ドラクエ10ではド、ドレア?というやつが楽しそうなので、性別は女性にしました。思ったより顔のパーツが少なかったですが、髪型などは多くけっこうな時間を使いました。キャラメイクはやっぱり楽しいですね。自分の好きな容姿で冒険できるというのは嬉しいです。
自分が女だと兄弟は男にしなきゃなのかな?と思いましたが、なんでも選びたい放題だったので、妹にしました。可愛い。お姉ちゃん頑張るからね!
ということで私のアストルティアの冒険が始まりました。
初めてのドラクエ10世界
とうとうキャラクターを動かします。最初はエテーネの村からのスタート。優しい村の人々とみんなに迷惑をかけがちな妹と、平和に暮らしている様子がよくわかります。この時点ではまだオフラインですね。
思ったよりもきれいなグラフィックと、そのわりに果物?を印字しただけのようなオブジェクトに首をかしげながら動きを確かめたりします。やたら体を浮かして走るな……ジャンプできることに何か意味はあるのだろうか……。
とりあえず、幼なじみ的ポジションであろうシンイ君の背の高さに驚きました。「ちょっと前まで同じくらいの身長だったのに、いつの間にこんなに差が開いちゃったのかしら……」とキュンとしておきました。様式美です。
村での動きやイベントなどは、ドラクエ8やドラクエ11と同じような感じだったので比較的馴染みやすかったです。オンラインゲームだからと敬遠していましたが、そこはドラクエ、体はすんなり受け入れていました。
村人の上に一人一人名前が表示されているのは面白かったです。老人にミャクって名前はどうなんだろう、となりました。
戦闘については、これまでのドラクエとは違う方式に戸惑いを隠せません。
従来のコマンド選択方式なのですが、ターン制ではなくリアルタイムで戦闘が進んでいきます。ぼーっとしていたら攻撃されます。
やたら動き回れるな、モンスターと距離をあけると攻撃されなかったりするのかな、物理攻撃は遠くからだと当てられないのかな、などオンラインならではの戦闘なのだろうな、と納得しました。
一番驚いたのは、戦闘中モンスターに近づきすぎるとプレイヤーがモンスターを、「うーん」と押し返す動きをするんですよね。モンスターの動きを邪魔できるのか、というのは学びました。多分意味のある行動ですよね。面白い。
戦闘が終わると画面が切り替わらずそのままフィールド散策に戻るのは感動しました。シームレスだ!シームレスだぞ!と興奮しました。
あと、オンラインだから?なのかわかりませんが、割と早い段階から中盤くらいのモンスターが出てくるのにも驚きました。キメラやオークが出てくるの早いですね。これは勝てないだろうと思ったのですが、戦闘に入る前に対象のモンスターが自分より格上か同等か格下か知ることができるので安心です。これもオンラインならではですね。調べている間にモンスターに突進されたりしますが。
命令できないんですね、そりゃそうか
ドラクエ10はオンラインゲームなので仲間というのは同じくゲームをプレイしている方になる認識なのですが、エテーネではとりあえず妹とシンイ君が仲間としてついてきました。
そこで2点驚いたのですが、
まず仲間には話しかけられないんですね。オンラインなので仲間と話すということはつまりチャットで画面の向こう側の人間と話すということなんですよね。なので妹やシンイ君と話せないのはそういうことかぁと思いました。
次に驚いたのは、戦闘中に仲間に命令できないということです。そりゃそうだ、画面の向こうにいる人間のコマンドまで制御するわけにはいかないですからね。そもそもリアルタイムで動く戦闘で、数人分のコマンド入力をするのは無理でしょう。モンスターとの位置取りも考えなきゃいけないですしね。これはなかなか新鮮。
あと個人的に面白かったのは死ぬと棺桶に入るわけではないのですね。早々にシンイ君を死なせてしまったのですが、半透明で浮きながらついてきていて、初めての体験になぜか笑ってしまいました。サイコ。
「ザオ……?なんでこんなに低レベルのときに蘇生呪文覚えられるんだろう」と思いましたが、これもオンラインならではなのでしょう。オンライン前に既に使うことになりましたが。
オンラインならではの洗礼をばちばちと受けながらのプロローグです。
ちなみにシンイ君が死んでしまったときは笑っていましたが、妹を溺愛するお姉ちゃんという設定でゲームを開始したので、妹が執拗に攻撃されたときにはガチギレしておきました。妹が作ってくれた「ごきげんなぼうし」も喜んでかぶりました。お姉ちゃん、妹が作ってくれたものなら何でも嬉しいっ!
五つの種族から選ぶぞ!
エテーネの村が物語最初でどうなって、主人公がどうなるかはすでに知っていたので、
「おう、早く種族選ばせろや」
というスタンスで進めていましたが、さすがに怒涛の展開にはショックを隠し切れませんでした。
しかしようやく種族を選べる場所に来るとわくわくをおさえきれませんでしたね。
元々はオーガ(女)を選ぶつもり満々でしたが、せっかくということで全種族確認してみました。
結論として全部可愛かったです。ドワーフやプクリポはコロコロしていて可愛いし、エルフは綺麗だし羽があるのはポイント高いです。ウェディもすらっとしていて美しいですね。
ウェディ(女)のアンニュイなデザインが気に入ったのでだいぶ悩みました。
しかし結局は、妹と故郷を守れなかった不甲斐なく弱かった自分と決別したい!というお姉ちゃんの思いにより、見た目強そうなオーガ(女)に落ち着きました。強くなれよ、姉!
しかしどの種族も甲乙つけがたく、細かなキャラメイクもできるというのは思っていたよりも心が踊りました。いずれはサブキャラとやらも作りたいです。
ひとまずプレイを終えてみて
とりあえずここまでで一度プレイを中断しました。ドラクエ10としてはプロローグが終わった程度で、これからようやく話が始まるというところです。
今まで頑なにドラクエ10をプレイしなかった私が、ここまでプレイした時点での感想ですが……
新鮮でとても楽しいです。
やはりドラクエですからね、オンラインだろうがなんだろうが楽しいはずですよそりゃ。
実質オフラインでしか現状やっていませんが、ドラクエ10いいなぁと思ったポイントは以下です。
①キャラメイク楽しい
②戦闘に臨場感があってワクワクする
③これがオンラインか!という新たな知見
④今後の冒険においての世界の広がりへの期待が半端ではない
特に④ですね。オンラインゲームは全く知らない世界なので、これから何をするのかどうなっていくのかが非常に楽しみです。ドラクエ自体には馴染みがあるつもりなので、そこまで抵抗なく受け入れられるはず、と思っています。
あとちょっとオンラインで他の人と交流するのも楽しそうだなと思い始めました。まだソロプレイで行こうかなとは思っていますが。
しかしドラクエ10はサーバーを変更できるとの事なので、そこはありがたいですね。初心者用サーバー、ソロプレイ用サーバー、他のサーバーと変えることができるのはすごいです。
オンラインだから……。といってプレイしないのもいいですが、オンラインだからこそプレイ方法を好きにできる利点もありますね。そのあたりをもっとじっくり学んでいきたいです。
体験版でまだまだ遊べるので、さらに楽しんでみることにしてみます。体験版の充実度に感謝しながら、毎月の料金を払う覚悟を決めていこうと思います。がんばるぞぉ。
結論、ドラクエ10、たのしい!
(文・やなぎアキ)
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