国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」。そのナレーションを担当しているのがキートン山田さんだ。
あの独特且つ毒舌なナレーションは誰もが一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。ちびまる子ちゃんは生まれてこの方見たことが無いという方でも、誰かがモノマネをしているものであれば見たことがあるのではないだろうか。
それくらい有名なナレーションだ。
そんなめちゃくちゃに有名なナレーションがドラクエについたらどのようになるのだろうか。
ドラクエのなかの一場面を切りだして、キートン山田的ナレーションをつけて遊んでみることにした。キートン山田ボイスで再現してみてほしい。
私ってばホントドジだよね
イシの村では16歳になると神の岩を登るという儀式を受けなければいけない。そんな大事な日に、愛用のスカーフを飛ばされてしまうエマ。
「ありがとね、イレブン。大切な儀式の前にスカーフが風に飛ばされちゃうなんて。私ってばホントドジだよね」
言わずもがなである。
滝つぼに飛び込む
城から脱出した勇者とカミュ。しかし兵士に追い詰められてしまう。逃げるには崖から飛び降りるしかない!今こそ勇者の奇跡を信じる時だ!
「うおおああああああ!!」
後半につづく。
毒の沼地に入る
地面でキラキラが光っていれば確かめに行きたくなるもの。それがたとえ毒の沼地の中であろうとも。
「どくけしそうを手に入れた!」
なぜそこにどくけしそうを置こうと思ったのか。
まことの神は……
神が復活したかと思ったら、それは実は魔王だった。世界は絶望に打ちひしがれ、人々は何にすがればいいかわからない。
「神は……まことの神はおられないのでしょうか?」
あんたがそれを言っちゃあおしまいである。
石となり永遠の時を
世界を破滅させる魔王ムドーを倒すため、なんとかここまでやってきた主人公一行。しかし、ムドーの力はあまりにも強大で、なすすべがなかった……。
「おろか者め!石となり永遠の時を悔やむがよい!」
いくらなんでも言い過ぎである。
なかまにくわわった!
主人公はまものむれをたおした!エリミネーターが仲間になりたそうにこちらを見ている。仲間にしますか?
エリミネーターがなかまにくわわった!
明らかな不審者を仲間にいれるとは、何をやっているんだ主人公よ。
いやーさがしましたよ
もはや説明不要ののんきもの王子。
「もしや君はローレシアの王子ではっ!?いやー探しましたよ」
それはこっちの台詞である。
いたストのフローラさん
いただきストリートSPはキャラ崩壊が著しい。特にドラクエ5のフローラの崩壊っぷりはファンの間では有名だ。
「わったくしはフロ~ラ♪ 金持ちルドマンのむっすめ~♪」
なんて歌を歌うんだ。
そして夜が
そして夜が明けた!
後半へつづく。
後半はないため、続かない。
(文・やなぎアキ)
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