2019年8月2日に全国公開される『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』。ドラクエ初の3DCG映画です。映画館でも予告映像が流れるようになってきましたので、その予告をたっぷりと堪能していきたいと思います。
映画館の上質な音響で流れる、お馴染みのドラクエの曲。
そして映し出される、
誰も知らない、〈ドラゴンクエスト〉へ
の文字。
今作はドラクエ5を原案としていますが、このコピーからドラクエ5を擦り切れるほど遊んだという我々ドラクエプレイヤーも見たことがないような冒険を繰り広げてくれるのではないかという期待が寄せられます。
完全再現ならゲームをやった方が絶対いいですからね!オリジナリティがあるからこそ、わくわくするのです!
「原作・監修 堀井雄二」がものすごく頼もしいです。
「音楽 すぎやまこういち」。当然ですけどね!でも楽しみです!正直映画の内容がどうであれ、映画館でドラクエの曲を聴けるというのが尊いです。
オーケストラなどでよく演奏されるドラクエ音楽ですが、敷居が高い、場所が遠い、チケット代が……という理由で行けなかった人もいるでしょう。
でも映画館なら!たった1800円で!高音質のドラクエ音楽を聴けますよ!なぁスライム君!しかもスウェットで行っても問題なし!ありがてぇ。
サンチョめっちゃサンチョ。サンチョはSFC版とリメイク版でデザインが変わっていますが、どちらもデザインも取り入れていていいバランスだと思います。
キングスライムが体をぷくーっとふくらませてのしかかってきていますね!キングスライムの攻撃ってこんな感じだったのかぁ。めっちゃ強い。
ちなみに総監督・脚本の山崎貴さん、監督の八木竜一さん、花房真さんはあの感涙映画『STAND BY ME ドラえもん』を手掛けた方々です。往年の名作をフル3DCGアニメ化した実績のある方たちですから、今回の映画も安心できますね。ドラクエも往年の名作ですから。
物語は主人公幼年時代から。ちっちゃく映っているベビーパンサーかわいいなぁ!!
主人公リュカは父パパスと共に行方不明になった母親を探す旅をしています。
場面変わって厳しい表情のパパス。これは、お察しの通り、例のシーンですね。
ゲマぁぁぁぁ!子供の細腕をそんな風につかむなぁぁ!肩が外れるでしょうがぁぁぁぁ!!
満身創痍のパパス……。これは映画になっても避けられない展開なのですね……。
ゲマのデザインめちゃこわですね。元々のデザインはもっと控えめな魔導士なのですが、こちらはより邪悪さが増しています。スクリーンという大画面ですから、見劣りしないデザインにするというのは大事ですね。
そもそも元のゲマって雑魚敵ネクロマンサーと同じデザインでしたからね。ネクロマンサーがあとで「俺、映画出たことあるんだぜ」などと他のモンスターに吹聴しないために、こういったデザイン改変は必要だったのでしょう。
なんとなく、幼少期シーンは回想的扱いで、このあたりから本編なのかなと思います。母を救うために、天空のつるぎと勇者を探す冒険物語。天空の防具はスルーなのでしょうか?
しかし、改めて考えると天空のつるぎって名前めちゃくちゃかっこいいですね。ドラクエに親しみすぎていて忘れていましたが、すごい伝説感が強いです。あとなんか爽やかで正義の風を感じる名前です。
あ~、これは完全にパパスの手紙。洞窟の奥深くで見つけるやつ。
ゲームだと天空のつるぎは簡単に見つかりますが、映画だと一筋縄ではいかないのでしょうか?プレイヤーですら予測のつかない展開、楽しみです。
これが天空のつるぎなのかな?
ストーリーだけではなく、戦闘シーンも楽しみですよねぇ。キラーマシンこんなに大きいんだなぁ。キラーマシンは仲間に出来ますが、こんなに大きいと馬車に入らないですね。だからみんなスタメンにするんですか?
スライムが勇ましい顔をしています。スラリンでしょうか。最後までなかなか連れ歩けないスラリンですが、映画ではぜひ大活躍してほしいです。
再びゲマ。なんか掌の紋章、ドラクエ11の仲間たちの紋章みたいですね。ここで考察をし始めると長いときが経ちそうです。お暇な人はどうぞ。
両脇にはちゃんとジャミとゴンズがいます。こいつら嫌い。
蘇るあの記憶……。
ゲマてめぇこらぁぁぁぁぁぁ!!
これは完全にプレイヤーの叫びです。わかる、プレイしてたときこんな心情でした。
今回の映画ではゲマがラスボスで確定でしょうか。確かに映画としては、ゲマに的を絞った方がストーリーが引き締まる気がします。ストーリーの改変は、原作ファンの気持ちを汲んだうえでしなければいけませんが、ゲマがラスボスなのはなんだかスカッとしますね。ミルドラース?はて?
そして、このシーンは、まさか……。
あああああ、知ってる知ってるううううう。
石化だぁぁぁぁぁ。
正直、ドラクエ5映画化と聞いて、尺の都合上石化する流れはなしになるかもしれないなと個人的に思っていましたが、やはりあるんですね。リュカ君には気の毒ですが、ドラクエ5を原案にしたからには、素晴らしい展開。
ゲマてめぇ、触るんじゃねぇ!顔こえぇんだよ!!
あと手もこえぇ。
この石化、どうやって解くんでしょうか……。息子とか娘とか出るのかなぁ。息子でないんだったら勇者はどうなるのかなぁ。などと色々考えさせられます。
不穏です。フオーンです。
迫力ある戦闘シーン!!オーク顔こわっ!!
迫力あるゴーレム!でかっ!町一緒に入れないわ!
そして飛空艇(〇ァイナル〇ァンタジー?)!!
闇が世界を支配する
しかし、そのとき勇者も現れるのが世の常です!
映画になっても、それは変わらないはずです!
にっくき魔物どもとの死闘!!
ゴンズは仲間たちとぼっこぼこにしてやりましたが、リュカ君は一人で戦うのでしょうか?ゲームとはまた違う戦いが見られそうです。
ゲームをしているだけでは伝わり切らなかった主人公の細かい心情が描かれるのも、今回の映画の醍醐味かもしれません。
しかし、今回描かれる主人公の心情は、私たちがゲームをやっていたときに感じた事と大差はないのではないでしょうか。それがドラクエの主人公というものですから。
母・マーサを無事に救うことはできるのか!?!?
リュカの冒険の行く末は!!
天空のつるぎと勇者は一体どこに!!
ドラクエ界ナンバーワン悪役とも言われるゲマの野郎を、頼むから……!!
ぶっ倒してくれぇぇぇぇぇ!!
2019年8月2日公開!!
君を、生きろ。
このキャチコピーは、あくまでもドラクエの主人公は君自身だ!と言っているようでドラクエファンとしてはとてもグッときます。
今回の映画化で、主人公に明確な人格が与えられるわけですが、そうなったとしてもこれはあなただよ、と寄り添ってくれる脚本になってくれていることを期待せざるを得ないですね。
がっつり自己投影させながら観ましょう!
(文・やなぎアキ)
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