今でこそ3Dグラフィックで美麗な世界をこれでもかと堪能させてくれるドラクエ。
仲間キャラクターだけではなく、街並みや果てはモンスターたちまで細部にデザインされ、見るものを楽しませてくれます。
ですがドラクエはそもそもドット絵から始まり、戦闘画面においては正面画しかモンスターの皆さんは必要なかったのです。
正面画しかなかったモンスターの皆さん。3Dの波に押され、横や後ろ画も要求されるようになった皆さん。スライムやドラキーなんてのはいいんですよ。割合予想通りの風貌なわけです。というかほとんどのモンスターが上手く立ち回って、違和感なく立体的になってくれました。
しかし、3D化の弊害を最も食らってしまった方がいます。
ああまさか、こんなことになるなんて、1987年当時、誰が思ったでしょうか。
ねぇ、ハーゴンさん!!
神官らしく、ふぁさっとしたローブを身にまとっているわけですが。ええ、正面から見れば、なかなか風格のあるラスボス然とした(ラスボスじゃないけど)デザインなのです。
これをちょいちょい~とカメラ回転させてあげると。
もっと鍛えなさいよ!!!
もーう何故こうなってしまったのか。ほっそ。いやほっそ。ガッリガリ。飯をちゃんと食え、飯を。
あとすごい猫背。というかもはやスマホ首。スマホがない時代からすでにスマホ首。時代を先取りしすぎ。
こんな感じだとは思わなかったですよ、ハーゴン様の中身が。
人型(?)だとシュッとしていてこんなにかっこいいのに。
すごい鍛えてそうだし。チラリズムしている太もももいい感じだし。完全に武闘派。ジム通ってる、確実に。
実体はこれですよ。
これ衝撃受けた人たくさんいるんだろうな。
(文・やなぎアキ)
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