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【キャラクター】勇者、それぞれのバレンタインデー 後編

チョコ?を掲げる11勇者

上記画像はチョコ?を掲げる11勇者

 2月14日はバレンタイン!お菓子業界の策略に上手く乗せられて、本命チョコ・義理チョコ・友チョコ・お猪口をあげる、そんな国民的行事バレンタイン!

 

 

ドラクエ界のモテ男、勇者たちはやっぱりバレンタインに大量のチョコをもらったりするのか!

彼らはどんなバレンタインを過ごしているんだ!気になる、気になるぞ!!付き合いのためにもらいすぎたチョコを頑張って消費しながら、みんなで見ていこうぜ!

 

ちなみに前編はこちら 

www.dq-free.com

 

 

6勇者のバレンタイン

6勇者

 レイドックのイケメン王子は、イケメンなだけあってお城の女の子や城下町の女の子からやたらとチョコをもらう。多分こいつが一番チョコをもらう。正真正銘の王子様ながら、長らく庶民をやっていたからこその親しみやすさというギャップでモテモテだ。羨ましすぎる。

 

けれど本当にチョコをもらいたい相手っていうのは別にいるんだよなぁ、とため息なんかついちゃったりして。

ちょっとセンチメンタルな気分になってきたから、サンマリーノのハッサン宅にお邪魔して元気でももらおうかなと思ったら、ハッサンはハッサンでちゃっかりミレーユからチョコレートもらってたりなんかして。すぐに会える距離にいるということは幸せな事だなぁと、空なんか見上げたりして。

少しビターなバレンタインなんかを過ごしちゃう。

 

7勇者のバレンタイン

7勇者

ツンデレの先駆者、我らがマリベルさまからチョコレートをもらえる幸運な男はこの世に一人しかいない!!くそう羨ましいぜ!

 

「あんたのことだから、どうせ誰からももらってないんでしょっ」

 

と思ったら、マーディラスのグレーテ姫が自慢のパティシエを引き連れて、ものすごい高さのチョコレートフォンデュでパーティーを繰り広げるわけだ! フィッシュベルにこれでもかと立ち込める甘い香り!これにはマリベルも下唇を噛む!

 

「○○のくせに!」

 

結局渡しそびれちゃうマリベルではあったが、その日の夜にちゃーんとアミット勤めの可愛いメイドさん経由で受け取りに行く、優しい7勇者であったのだ。

 

8勇者のバレンタイン

8勇者

 彼も6勇者同様、お城の女の子たちからチョコレートをたくさんもらっちゃう。お人好しすぎて断れないのだから困ったものだ。ミーティア姫が若干恨めしそうな顔をしているぞ。ゼシカの方は、見ないでおこう、怖いから。あの子すぐメラを放つんだ。

 

 随分たくさんチョコをもらって困っているが、まぁそこは彼のことなので錬金釜を使ってなんとかしてくれるだろう。トーポがお腹を空かせて待っているぞ、さぁほら、美味しいミルクとカビを使って、大量のチョコをなんとかするんだ!!ほらトーポ!逃げるんじゃない!

 

一方そのころ、ククールは大量のチョコにおぼれているのだ。

 

9天使のバレンタイン

9の天使

サンディがわざわざチョコレートをくれるはずもなく(本人はけっこうチョコレート色なのに)、まさかの天使さん0チョコか!?と思いきや、宿王リッカさんがいました。

 天使に唯一チョコをくれるリッカさんこそが真の天使だ!地上に落ちてきておいてよかった~。

 

ちなみに女の子だと、リッカと一緒に菓子作りに励んで、友チョコということで交換でもするのかもしれない。チョコレートをあげるに値する身近な男性がいなくて寂しい。師匠にあげてもいいんだけどさ。師匠チョコとか食べなさそうじゃない?

 

10盟友のバレンタイン

10勇者

何も女性から男性へチョコを渡すだけがバレンタインではない。男から、意中の女性へ、情熱的に、チョコをあげるでもいいじゃないか!!

10には同じ志を持つ仲間との出会いがたくさんある!そういう出会いを重ねていくうえで、ほのかに恋が芽生えることもある!

さぁ、せっかくのバレンタインだ!画面の向こう側の仲間に、思いの丈をぶつけようぜ!!

 

 

 

 

 

 

 

そして願わくばネカマであれ!!!!

 

 

11勇者のバレンタイン

エマと勇者

彼は仲間にモテモテなわけだ。求婚すれば軒並みOKをもらえてしまうくらい、仲間に気に入られているわけだ。そりゃあバレンタインだって、何も起こらないはずはなく。ベロニカの素直になれない照れ具合とか、セーニャのダーハルーネで眉間に皺を寄せて選ぶ様子とか、マルティナのここぞとばかりに特訓してきたなんだか歪なチョコレートとか、ちょっと考えただけでも動悸がすごい。ふへへ。

 

「ちょっとまって!」
 

 そ、その声は、まさか!

 

「私よ!幼なじみのエマよ!」

 

で、でたぁぁぁぁぁ。

たしかに、あんなに頑張って作っていたもんね。

 

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ここは幼なじみのエマさんに譲るとしよう。三人のチョコレートは私が責任をもって完食いたします。

それにしてもエマさん、あのあと自分流アレンジなんてしていないか心配だ。彼の胃袋を案じてしまう。

 

 

 

結局チョコを一つももらえなかったのは全体を通して、ローレシアの王子とサマルトリアの王子だけだったようだ。

優しい人、二人にチョコをあげてください。よろしくお願いします。

 

(文・やなぎアキ)