ビルダーズ2で話題になっている破壊神シドーといえばドラクエ2のラスボスですね!
最高難易度といわれているドラクエ2のラスボスにふさわしく、とんでもないステータスに強力な攻撃にベホマまで使うという、鬼畜とはまさにこのこと。
苦しめられた冒険者は数多にいると思います。
でもそんなシドーも実家に帰ればやさしいおじさんです。
久しぶりに帰省したシドーおじさん。家族から温かい労いの言葉をもらいながら家に入ると、甥っ子が待ち構えているではないですか。
「おじさん、あそぼーぜ!」
子供は元気なものです。早速シドーおじさんの頭に登ります。
「おじさんの頭の上はやっぱり見晴らしがいいなー!」
いきなり登られておじさんもびっくり。少々戸惑いの色を隠せません。
というか何が起きているかわかりません。
悲しいかな、シドーおじさんはあまり頭がよくありません。
自分の頭の上に何が乗っているんだろうと気になってしょうがないです。
ラスボスのくせに判断力が低く、意味もなくベホマを唱えたり、唱えた方がいいのにベホマを唱えなかったり、というシドーおじさんは自分の頭の上にいるものがなんなのかをなかなか確認できません。
ああ、大変です。
シドーおじさん、イライラし始めています。
子供は無邪気なものでおじさんがイライラしていることに気づかず楽しそうです。
「おじさん!もっと高いところまで上がってよ!」
おや、おじさん、我慢の限界でしょうか。
ゴオオオオオオオオオオオ
「すっげー!高い高い!!」
「えっ、ちょっと待って、おじさんちょっと待って」
ドガアアアアアーーーーーーーン
シドーおじさん、今回もしっかり甥っ子を楽しませてあげました。
(文:やなぎアキ)
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